令和元年度 高度共通 午前I(PM試験) 問4

分野:コンピュータ構成要素(プロセッサ・メモリ・キャッシュ・入出力・IoTデバイス)|実際に出題されたIPA過去問題

スーパスカラの説明として,適切なものはどれか。

  1.  一つのチップ内に複数のプロセッサコアを実装し,複数のスレッドを並列に実行する。
  2.  一つのプロセッサコアで複数のスレッドを切り替えて並列に実行する。
  3.  一つの命令で,複数の異なるデータに対する演算を,複数の演算器を用いて並列に実行する。
  4.  並列実行可能な複数の命令を,複数の演算器に振り分けることによって並列に実行する。
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正解:エ

AI解説

スーパスカラは、プロセッサ内に複数の演算器(実行ユニット)をもち、依存関係のない並列実行可能な複数の命令を同時に振り分けて実行することで高速化する方式である。「複数の命令を複数の演算器で同時実行」が定義のキーワードとなる。 ア: 一つのチップに複数のプロセッサコアを実装して並列実行するのはマルチコアプロセッサの説明である。 イ: 一つのコアで複数のスレッドを切り替えて並列実行するのは(ハードウェア)マルチスレッディングの説明である。 ウ: 一つの命令で複数のデータに同じ演算を並列に行うのはSIMDの説明である。 エ: 正解。並列実行可能な複数の命令を複数の演算器に振り分けて同時実行するスーパスカラの説明である。 💡 高速化方式は「スーパスカラ=複数命令を同時発行」「パイプライン=命令を段階に分けて流す」「SIMD=1命令で複数データ」「マルチコア=コア自体を複数」と主語(命令・データ・コア)で区別する。

出典:令和元年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問4 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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