平成24年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問8

分野:ソフトウェア(OS・タスク/プロセス管理・記憶管理・ファイル管理・OSS・ミドルウェア)|実際に出題されたIPA過去問題

リアルタイムシステムにおいて,複数のタスクから並行して呼び出された場合に,同時に実行する必要がある共用ライブラリのプログラムに要求される性質はどれか。

  1.  リエントラント
  2.  リカーシブ
  3.  リユーザブル
  4.  リロケータブル
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正解:ア

AI解説

複数のタスクから同時に呼び出されても正しく動作する性質をリエントラント(再入可能)という。コードと各呼出しのデータ領域を分離し、実行途中に別のタスクから呼ばれても互いに干渉しないことが条件で、共用ライブラリに要求される性質はこれである。 ア: 正解。リエントラント(再入可能)は複数タスクが並行に同一プログラムを実行しても正しい結果を得られる性質である。 イ: リカーシブ(再帰的)は自分自身を呼び出せる性質であり、複数タスクからの同時実行とは別の概念である。 ウ: リユーザブル(再使用可能)は一度実行した後に再ロードせずに再実行できる性質だが、同時実行までは保証しない(逐次再使用)。 エ: リロケータブル(再配置可能)は主記憶上のどの位置に配置しても実行できる性質であり、同時実行とは無関係である。 💡 「同時に」ならリエントラント、「繰り返し順番に」ならリユーザブル、「自分を呼ぶ」ならリカーシブ、「どこに置いても」ならリロケータブル、とキーワードで判別する。

出典:平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問8 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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