平成27年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問10

分野:コンピュータ構成要素(プロセッサ・メモリ・キャッシュ・入出力・IoTデバイス)|実際に出題されたIPA過去問題

MMU(Memory Management Unit)の説明として,適切なものはどれか。

  1.  CPUからのページフォールトを受けて,物理ページのスワップを行う。
  2.  CPUが指定した仮想アドレスを物理アドレスに対応させる。
  3.  OSの一部分であり,キャッシュ制御機能及びバス調整機能を有する。
  4.  主記憶のデータの一部を保持し,CPUと主記憶の速度差を吸収する。
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正解:イ

AI解説

MMU(Memory Management Unit)は、CPUが指定した仮想アドレス(論理アドレス)をページテーブルなどを用いて物理アドレスに変換するハードウェアである。仮想記憶方式の中核であり、アドレス変換とメモリ保護を高速にハードウェアで行う。 ア: ページフォールト発生後に物理ページのスワップ(ページイン・ページアウト)を行うのはOSの役割である。MMUはフォールトを検出してOSに通知するまでを担う。 イ: 正解。仮想アドレスから物理アドレスへの対応付け(アドレス変換)がMMUの機能である。 ウ: MMUはOSの一部(ソフトウェア)ではなくハードウェアであり、この記述は誤りである。 エ: 主記憶のデータの一部を保持してCPUと主記憶の速度差を吸収するのはキャッシュメモリの説明である。 💡 「MMU=アドレス変換のハードウェア、ページ置換などの後始末=OS」と役割分担で覚える。変換の高速化にはTLB(変換索引バッファ)が使われることも関連知識として押さえる。

出典:平成27年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問10 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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