平成28年度春期 応用情報技術者試験 午前 問7

分野:ソフトウェア(OS・タスク/プロセス管理・記憶管理・ファイル管理・OSS・ミドルウェア)|実際に出題されたIPA過去問題

リアルタイムシステムにおいて,複数のタスクから同時に呼び出された場合に,並行して実行する必要がある共用ライブラリのプログラムに要求される性質はどれか。

  1.  リエントラント
  2.  リカーシブ
  3.  リユーザブル
  4.  リロケータブル
解答・解説を見る

正解:ア

AI解説

複数のタスクから同時に呼び出されて並行実行されるプログラムに必要な性質はリエントラント(再入可能)である。再入可能とは、実行途中に別のタスクから呼び出されても正しく動作する性質で、コード部分と各呼出しごとのデータ部分(スタックなど)を分離することで実現される。アが正解。 ア: 正解。リエントラント(再入可能)は、複数タスクからの同時呼出しでもそれぞれに正しい結果を返せる性質である。 イ: リカーシブ(再帰的)は、自分自身を呼び出しても正しく実行できる性質であり、複数タスクからの並行呼出しとは別の概念である。 ウ: リユーザブル(再使用可能)は、実行終了後に再ロードせずに繰り返し実行できる性質である。逐次的な再使用であり、同時並行の呼出しには対応できない。 エ: リロケータブル(再配置可能)は、主記憶上のどのアドレスに配置しても実行できる性質であり、並行実行とは無関係である。 💡 「リエントラント=同時に呼ばれてもOK、リユーザブル=順番に使い回せる、リカーシブ=自分を呼べる、リロケータブル=どこに置いてもOK」の4用語は毎回セットで出るので一括暗記する。再入可能ならば再使用可能でもある、という包含関係も問われる。

出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問7 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
📱 演習アプリで解く(無料・登録不要・2,640問収録)

「ソフトウェア」分野の攻略ポイント

OS・タスク/プロセス管理・記憶管理・ファイル管理・OSS・ミドルウェアが範囲です。ページ置換えアルゴリズムやタスクスケジューリングは手順が決まっているので、シミュレーションの練習をすれば確実に得点源になります。

ソフトウェアの攻略ポイントをすべて見る(要点6項目・ひっかけ3項目)→

同じ分野(ソフトウェア(OS・タスク/プロセス管理・記憶管理・ファイル管理・OSS・ミドルウェア))の過去問