令和元年度春期 応用情報技術者試験 午前 問16
五つのジョブA~Eに対して,ジョブの多重度が1で,処理時間順方式のスケジューリングを適用した場合,ジョブBのターンアラウンドタイムは何秒か。ここで,OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。

- ア 8
- イ 9
- ウ 10
- エ 11
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正解:エ
AI解説
処理時間順方式(SPT)は、実行中のジョブが終わるたびに、その時点で待っているジョブのうち処理時間が最短のものを次に実行する方式である。ターンアラウンドタイムは到着(依頼)から完了までの経過時間を指す。表の到着時刻と処理時間でトレースすると、処理時間の長いジョブBは他のジョブに追い越されて最後に実行され、完了時刻−Bの到着時刻=11秒となりエが正解である。 ア: 8秒はBの処理時間と待ち時間の一部しか数えていない値であり、到着から完了までの全時間になっていない。 イ: 9秒は途中で到着した一部のジョブによる追越しを見落としてトレースした場合の誤りの値である。 ウ: 10秒は完了時刻又は到着時刻の読み取りを1秒誤った場合の値である。 エ: 正しい。各時点の待ち行列から最短処理時間のジョブを選んでトレースすると、Bの完了は最後になり、ターンアラウンドタイムは11秒となる。 💡 スケジューリング問題はタイムチャートを描き、ジョブ完了のたびに「その時点で到着済みの待ちジョブ」から選び直すのがコツ。ターンアラウンドタイム=完了時刻−到着時刻(処理時間ではない)に注意する。
出典:令和元年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問16 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。