平成30年度 応用情報技術者試験 午後問題
応用情報の午後は、11問中5問(情報セキュリティは必須)を選択して解答します。どの分野を選ぶかで体感難易度が大きく変わるため、まずは複数分野を実際に解いてみて、自分に合う組合せを固めることが合格への近道です。
午後問題
問1 情報セキュリティ(インターネットサービス向けサーバのセキュリティ対策)
食品販売業L社のメール・Web・DNSサーバの脆弱性診断を題材に、脆弱性診断の内容と発見された脆弱性への短期的・中長期的対策についての基本的な理解を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:(1) a=ウ b=キ (2) c=診3
設問2:(1) d=エ e=カ (2) f=FW g=Webサーバ (3) h=SQLインジェクション
設問3:(1) 下線①=イ 下線②=ウ (2) 危殆化していない暗号化通信方式を採用するため
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問2 経営戦略(レストラン経営の問題分析と収益改善)
個人経営レストランの売上・利益改善を題材に、特性要因図やABC曲線などQC七つ道具を活用した問題分析、損益分岐点を用いた採算判断についての知識を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:a=多額の解約手数料が掛かる b=客席の数を増やせない c=店舗の増改築は難しい
設問2:(1) d=売上金額の累積 (2) 最適な品目数を維持する。
設問3:(1) ウ (2) e=携帯アプリにスタンプカードの代替機能をもたせる (3) 食材の仕入量が増え、仕入単価を下げられるから
設問4:f=イ
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問3 プログラミング(ウェーブレット木)
文字列内の文字の出現頻度集計に用いる2分木であるウェーブレット木を題材に、木の構築・符号化と出現回数を数えるアルゴリズム、計算量の評価についての理解と能力を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:ア=10001 イ=TGGGT
設問2:ウ=5
設問3:エ=DEPTH-d オ=r カ=0 キ=count
設問4:ク=σ ケ=N コ=N log2(σ)
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問4 システムアーキテクチャ(並列分散処理基盤を用いたビッグデータ活用)
大量のPOSデータの集計・分析を行う並列分散処理基盤を題材に、多重度・可用性・ボトルネック特定などの基本理解と、スケールアウトに向けた性能目標達成施策の理解を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:(1) 9 (2) マスタサーバが冗長化されておらず、単一障害点である。
設問2:(1) a=商品別 (2) (C)
設問3:(1) スレーブサーバのディスクI/O速度 (2) イ、ウ
設問4:b=4.5 c=41 d=11
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問5 ネットワーク(Webシステムの負荷分散と不具合対応)
中堅企業のWeb業務システムにおける負荷分散装置の動作と、バージョンアップ後に発生した応答遅延・TCPポート枯渇の不具合を題材に、不具合原因の切分けや復旧作業の基本理解を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:a=172.16.10.5 b=172.16.10.12
設問2:(1) c=nslookup 又は dig (2) Webサーバから DBサーバへのアクセスがエラーとなった。 (3) Webサーバ1〜3で再利用できる TCPポート数を増やせること
設問3:(1) ア (2) 送信元の IPアドレスは LBのものになるから
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問6 データベース(入室管理システムの設計)
社内システムのデータベース統合と社員情報の共用を題材に、E-R図の関連、主キー、入室可否をチェックするSQL文、実表・ビュー表のアクセス権限設計についての基本的な理解を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:エンティティ間の関連を記入(入室管理用社員・室はそれぞれ入室許可・入退室ログと1対多)。解答例のE-R図はIPA公式PDF参照。
設問2:社員ID, 室ID, 入室許可開始年月日
設問3:a=COUNT(*)
設問4:(1) b=GRANT c=SELECT d=HR.入室管理用社員 e=ROOM_AP (2) HR_DBA
設問5:f=T1.所属組織ID = T3.組織ID AND T3.組織長の社員ID = T2.社員ID
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問7 組込みシステム開発(カードを使用した電子扉システムの設計)
RFIDカードで扉の電子錠を制御する電子扉システムを題材に、入退室管理に必要な情報、制御部プログラムの処理フロー設計、システムの状態を考慮した不具合発生原因の推測能力を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:a=カード識別コード b=扉識別コード
設問2:(1) c=エラー音を発生する (2) d=オ e=カ (3) f=閉扉 g=タイマ満了
設問3:「①施錠する」処理中に扉を開き、そのまま t2秒経過したとき。
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問8 情報システム開発(継続的インテグレーション)
フリマサービスの開発プロセス改善を題材に、継続的インテグレーション(CI)のワークフロー、境界値テスト、リグレッションテスト、CI導入時の指摘への対策についての基本的な理解・考え方を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:a=イ b=エ c=オ(bとcは順不同)
設問2:(1) リグレッションテスト (2) ア
設問3:d=false
設問4:(1) エ (2) 各アプリケーションの担当チームにだけメールするようにする。 (3) 各アプリケーションのビルド終了後、待ち合わせせず単体テストに移る。
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問9 プロジェクトマネジメント(ERPパッケージ導入プロジェクトの計画)
子会社設立に伴う基幹システムへのERPパッケージ導入計画を題材に、プロジェクト統合・スコープ・タイム・リスクの各マネジメントに関する知識と能力を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:(1) a=ウ (2) 業務とITの両部門にまたがる意思決定をトップダウンで行うこと (3) b=RFP
設問2:(1) c=プロトタイプ (2) d=今後の売上規模の拡大にあわせて、柔軟にシステムを拡張すること (3) e=データ形式への変換
設問3:(1) Xパッケージの教育コースを業務チームに受講させる。 (2) f=オ
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問10 サービスマネジメント(キャパシティ管理)
ガス会社の顧客管理サービスを題材に、CPU使用率やバッチ処理時間などの監視によるキャパシティ管理と、応答時間悪化・夜間バッチ遅延への対策立案についての基本的な理解を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:(1) ア (2) a=2
設問2:(1) b=イ (2) c=1 (3) 夜間バッチ処理の終了時刻の予測を行うため
設問3:(1) d=インシデント (2) キャパシティ計画への影響を把握するため
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問11 システム監査(基幹システムの運用・保守管理体制の監査)
ERPパッケージを採用した基幹システムの運用・保守を外部委託した体制を題材に、システム保守やID・アクセス権限管理などセキュリティ管理の監査に関する基本的な知識を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:a=設計書 b=追加機能開発
設問2:開発用IDが本番環境に残っていること
設問3:いまだIDの棚卸しが実施されていないこと
設問4:ウ
設問5:c=アクセスログ d=保守作業記録(cとdは順不同)
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問1 情報セキュリティ(ランサムウェアとマルウェア対策)
ランサムウェアを題材に、マルウェアの脅威に関する基本的な理解と、感染時に被害を最小限に抑えるための対策について問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:a=ア b=ク c=サ d=オ
設問2:特定の文字列に変更された拡張子のファイルが他のPCやサーバにないこと/最新のウイルス定義ファイルで当該マルウェアが他に検出されないこと/他のPCやサーバでマルウェアによる警告メッセージが表示されないこと
設問3:(1) ウイルス定義ファイルのバージョン・更新日時が最新であること、社内LANに接続し手動でウイルス定義ファイルを更新したこと (2) ウ
設問4:(1) ウ (2) バックアップの時だけ共有ディスク装置を接続し、それ以外は社内LANから切り離す。
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問2 経営戦略(クロスSWOT分析とポジショニング分析)
スーパーマーケットチェーンの中期事業戦略の策定を題材に、クロスSWOT分析・ポジショニング分析の知識と、事業施策を策定する能力を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:a=高付加価値食品 b=スーパーマーケットチェーンのブランド
設問2:(1) c=ニーズ d=強い相関がある (2) エ
設問3:(1) 高級なおつまみ類の品ぞろえを増やす。 (2) 実店舗とネット店舗の顧客IDを統合し、顧客ごとの購入額を集計する。 (3) e=ウ f=ア
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問3 プログラミング(ナイトの巡歴問題と再帰関数)
ナイトの巡歴問題を題材に、再帰関数を用いたプログラムや、データ構造を変更した際のプログラムへの影響を理解する能力を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:ア=2 イ=-2
設問2:ウ=iがm×n エ=i+1 オ=v+dv[j] カ=h+dh[j] キ=board[v][h] ← 0
設問3:(1) 行20 for( vを3からm+2まで1ずつ増やす )、行21 for( hを3からn+2まで1ずつ増やす ) (2) 行32 search( 1, 3, 3 ) (3) 2,3,16,17
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問4 システムアーキテクチャ(クラウドサービスへの移行)
オンプレミス上で稼働する業務システムのクラウド移行を題材に、サービス形態(SaaS・PaaS・IaaS)と提供形態(パブリック・プライベート)を選定する能力を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:イ、エ
設問2:a=○ b=○ c=× d=○
設問3:e=プライベートクラウド f=IaaS
設問4:(1) 事務支援サブシステム/サービス形態 PaaS/提供形態 プライベートクラウド (2) 販売管理サブシステムとのデータ連携が必要だから
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問5 ネットワーク(DNSの設定変更)
Webシステムの構成変更を題材に、構成変更に合わせたDNSの基本的な設定変更の内容についての理解を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:a=ラウンドロビン b=IPアドレス c=スレーブ
設問2:d=カ e=ア f=エ
設問3:(1) Webサイト利用時のURL (2) 行4/フィールド名 owner (3) WebサイトへのアクセスをWAFサービスだけから許可する。
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問6 データベース(備品購買システムのE-R図とSQL)
備品購買システムを題材に、E-R図やSQL文の基本的な理解と、機能追加や仕様変更が発生した際のデータモデルへの対応に関する能力を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:a=希望回答日 b・c=(解答例はIPA公式PDF参照)
設問2:d=見積依頼番号 e=取引先番号 f=見積依頼明細(d・eは順不同)
設問3:g=DLI.納品数量計 h=OD.発注番号 = :発注番号 i=GROUP BY DE.発注番号, DD.商品番号 j=ORDER BY ORD.商品番号
設問4:返品した商品の数量をマイナスの値に設定したレコード
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問7 組込みシステム開発(省電力設計の防犯ブザー)
児童の見守り機能付き防犯ブザーを題材に、仕様を把握する能力と、省電力を意識した設計・実装に対する基本的な理解力を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:(1) 6 (2) 静止状態で位置登録を行った後、5分経過する前に移動を検出したとき
設問2:(1) 49,999 (2) 消費電力を小さくできるから
設問3:(1) a=位置登録 b=登録周期 (2) 登録周期の変更
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問8 情報システム開発(サイクロマティック複雑度と品質メトリクス)
サイクロマティック複雑度の評価を題材に、プログラム品質を評価するメトリクスについての基本的な知識と応用能力を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:a=2 b=ホワイトボックステスト c=条件網羅
設問2:(1) d=リファクタリング (2) e=(解答例はIPA公式PDF参照) f=5
設問3:(1) g=カ (2) プログラムの改修や修正が継続的に発生することが想定されるから
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問9 プロジェクトマネジメント(ERPパッケージ導入とリスク管理)
中堅小売業でのERPパッケージ導入プロジェクトを題材に、プロジェクトで発生し得るリスクを特定し、適切な対応方法を検討・計画する能力を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:(1) デルファイ法 (2) a=エ
設問2:(1) b=重要度を評価するための社内基準 (2) 各店舗独自の販売管理手法が売上拡大に寄与しているから (3) c=イ
設問3:(1) d=372 (2) スケジュールが遅延する。
設問4:IT部門が案件の採否を決定する前に業務部門と調整する場を設ける。
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問10 サービスマネジメント(データセンタ運用と災害対策)
データセンタを利用したシステム運用を対象に、インシデントの管理、災害対策、ファシリティ管理に関する実務管理能力を問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:(1) イ (2) a=冗長構成
設問2:(1) 蓄電池の劣化を示すメッセージの種類を「警告」とする。 (2) 開発課にインシデントの対応を依頼する。 (3) イ
設問3:(1) ディザスタリカバリプラン/緊急時対応計画 (2) 運用課から担当者を選定し、該当者に障害対策訓練に参加してもらう。
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。
問11 システム監査(債権管理システム更改の要件定義監査)
債権管理システムの更改プロジェクトを題材に、要件定義に関する監査において問題点を識別する能力、監査手続を策定する能力などを問う。
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IPA公式 解答例の要点
設問1:イ、ウ
設問2:a=イ
設問3:b=債権管理部及び法務部の要件定義メンバ c=業務要件と根拠資料の内容との関係
設問4:エ
設問5:d=要件検討会の議事録 e=運営委員会の議事録 f=課題管理表(順不同)
※上記はIPA公式の解答例の要点です。問題文・事例本文の全文はIPA公式PDFでご確認ください。