平成26年度 高度共通 午前I(PM試験) 問10
トランザクションの原子性(atomicity)の説明として,適切なものはどれか。
- ア データの物理的格納場所やアプリケーションプログラムの実行場所を意識することなくトランザクション処理が行える。
- イ トランザクションが終了したときの状態は,処理済みか未処理のどちらかしかない。
- ウ トランザクション処理においてデータベースの一貫性が保てる。
- エ 複数のトランザクションを同時に処理した場合でも,個々の処理結果は正しい。
解答・解説を見る
正解:イ
AI解説
正解はイ。トランザクションのACID特性のうち原子性(Atomicity)は、トランザクションが「すべて実行された(コミット)」か「全く実行されなかった(ロールバック)」かのどちらかの状態しか取らず、中途半端な状態を残さない性質である。 ア: データの物理的格納場所や実行場所を意識せずに処理できるのは、分散データベースにおける透過性(位置透過性など)の説明である。 イ: 正解。処理済みか未処理かの二者択一で中間状態を残さないという原子性の定義そのものである。 ウ: データベースの一貫性が保たれるのはConsistency(一貫性)の説明である。 エ: 複数トランザクションを同時実行しても個々の結果が正しいのはIsolation(独立性・隔離性)の説明である。 💡 ACID=Atomicity(全か無か)・Consistency(整合性維持)・Isolation(同時実行しても干渉しない)・Durability(コミット結果は消えない)。誤答肢が他の3特性の説明になっている出題が定番である。
出典:平成26年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問10 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。