平成28年度 高度共通 午前I(PM試験) 問10

分野:データベース(関係モデル・正規化・SQL・トランザクション/排他制御・障害回復・NoSQL・データベース設計)|実際に出題されたIPA過去問題

媒体障害の回復において,最新のデータベースのバックアップをリストアした後に,トランザクションログを用いて行う操作はどれか。

  1.  バックアップ取得後でコミット前に中断した全てのトランザクションをロールバックする。
  2.  バックアップ取得後でコミット前に中断した全てのトランザクションをロールフォワードする。
  3.  バックアップ取得後にコミットした全てのトランザクションをロールバックする。
  4.  バックアップ取得後にコミットした全てのトランザクションをロールフォワードする。
解答・解説を見る

正解:エ

AI解説

媒体障害(ディスク障害)からの回復では、まずバックアップをリストアしてバックアップ取得時点の状態に戻し、その後トランザクションログの更新後情報を使って、バックアップ取得後にコミットした全トランザクションを再実行(ロールフォワード)して障害直前のコミット済み状態まで進める。よってエが正解である。 ア: リストア直後のデータベースはバックアップ時点の状態であり、コミット前に中断したトランザクションの更新はそもそも反映されていないため、ロールバックの対象がない。 イ: コミットに至らなかったトランザクションを再実行して反映させてはならない。ロールフォワードの対象はコミット済みのものだけである。 ウ: コミット済みトランザクションは取り消してはならず、むしろ再反映すべき対象である。 エ: 正解。バックアップ取得後にコミットした全トランザクションをログの更新後情報でロールフォワードし、障害直前の状態に戻す。 💡 「媒体障害=リストア+ロールフォワード(前進復帰)」「トランザクション障害=ロールバック(後退復帰)」と障害の種類と回復操作を対で暗記する。ロールフォワードは更新後ログ、ロールバックは更新前ログを使う点もセットで覚える。

出典:平成28年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問10 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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