令和2年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問23
シングルサインオンの実装方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア cookieを使ったシングルサインオンの場合,サーバごとの認証情報を含んだcookieをクライアントで生成し,各サーバ上で保存,管理する。
- イ cookieを使ったシングルサインオンの場合,認証対象のサーバを,異なるインターネットドメインに配置する必要がある。
- ウ リバースプロキシを使ったシングルサインオンの場合,認証対象のWebサーバを,異なるインターネットドメインに配置する必要がある。
- エ リバースプロキシを使ったシングルサインオンの場合,利用者認証においてパスワードの代わりにディジタル証明書を用いることができる。
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正解:エ
AI解説
リバースプロキシ方式のシングルサインオン(SSO)では、利用者はまずリバースプロキシで認証を受け、以降はプロキシが各Webサーバへ代理でアクセスする。この方式では利用者認証の手段は限定されず、パスワードの代わりにディジタル証明書(クライアント証明書)を用いることもできる。cookie方式はドメインの制約を受け、リバースプロキシ方式は経路の制約を受ける、という各方式の特性が判断基準である。 ア: cookie方式では、認証サーバが認証情報を含むcookieを発行してクライアントに保存させる。クライアントがサーバごとのcookieを生成して各サーバ上で保存・管理するのではない。 イ: cookieは発行元と同一のドメインにしか送信されないため、cookie方式では認証対象サーバを同一ドメインに配置する必要がある。「異なるドメインに配置する必要がある」は逆である。 ウ: リバースプロキシ方式では全アクセスがプロキシを経由するため、Webサーバを異なるドメインに配置する必要はない。 エ: 正しい。リバースプロキシでの利用者認証には、パスワードのほかディジタル証明書による認証を用いることができる。 💡 「cookie方式=同一ドメイン限定」「リバースプロキシ方式=プロキシ経由に集約、ドメイン制約なし」と対で覚える。ドメインの要否を逆にした選択肢が定番のひっかけである。
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