令和5年度 高度共通 午前I(PM試験) 問27

分野:技術戦略マネジメント|実際に出題されたIPA過去問題

オープンイノベーションの説明として,適切なものはどれか。

  1.  外部の企業に製品開発の一部を任せることで,短期間で市場へ製品を投入する。
  2.  顧客に提供する製品やサービスを自社で開発することで,新たな価値を創出する。
  3.  自社と外部組織の技術やアイディアなどを組み合わせることで創出した価値を,さらに外部組織へ提供する。
  4.  自社の業務の工程を見直すことで,生産性向上とコスト削減を実現する。
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正解:ウ

AI解説

オープンイノベーションとは、自社内の資源だけに頼らず、外部の企業・大学・研究機関などがもつ技術やアイディアを取り込み、また自社の技術を外部にも提供して価値創出を図るイノベーション手法である。「内外の知識の組合せ」と「成果の外部展開」の両方向の流れを含む点が判断基準になる。したがってウが正しい。 ア: 外部委託(アウトソーシング)による開発期間短縮の説明であり、知識を組み合わせて新価値を創出するオープンイノベーションの本質とは異なる。 イ: 自社単独で開発を完結させるクローズドイノベーション(自前主義)の説明であり、オープンイノベーションの対極にある考え方である。 ウ: 正しい。自社と外部の技術・アイディアを組み合わせて価値を創出し、その成果をさらに外部へ提供するという、内から外・外から内の双方向の流れを示しており、オープンイノベーションの定義に合致する。 エ: 業務プロセスの見直しによる生産性向上・コスト削減はBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)や業務改善の説明である。 💡 「オープン=組織の境界を越えて知識が出入りする」と覚える。単なる外部委託(ア)はオープンイノベーションではない点がひっかけどころである。

出典:令和5年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問27 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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