令和7年度 高度共通 午前I(PM試験) 問9
関係データベースのビューに関する記述のうち、適切なものはどれか。
- ア ビューの列名は、基の表の列名と異なる名称で定義することができる。
- イ ビューは、基の表から指定した列を抜き出すように定義するものであり、行を抜き出すように定義することはできない。
- ウ 二つ以上の表の結合によって定義されたビューは、結合の仕方によらず更新操作ができる。
- エ 和両立な二つの表に対し、和集合演算を用いてビューを定義することはできない。
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正解:ア
AI解説
ビューは実表(基の表)に対する問合せ(SELECT文)に名前を付けた仮想的な表である。定義するSELECT文で列に別名(AS句)を付けられるため、ビューの列名は基の表の列名と異なる名称で定義できる。ビューは列の抽出(射影)だけでなく行の抽出(選択)や結合・和集合でも定義でき、更新可否には制約がある、という基本性質を知っていれば消去法でも解ける。 ア: 正解。CREATE VIEW文では列名リストやAS句によって、基の表と異なる列名を自由に定義できる。 イ: 誤り。ビューは列の抽出(射影)だけでなく、WHERE条件による行の抽出(選択)でも定義できる。 ウ: 誤り。結合で定義されたビューは一般に更新操作が制限される。更新可能なのはキー保存など一定条件を満たす場合に限られ、「結合の仕方によらず更新できる」は成り立たない。 エ: 誤り。和両立(列数とデータ型が対応)な2つの表に対しUNIONを用いてビューを定義することは可能である。 💡 ビュー問題は「列名変更可」「行の抽出も可」「結合・集約を含むビューは更新制限あり」の3点を押さえれば大半が解ける。『〜できない』『〜によらずできる』という断定表現の選択肢は誤りであることが多い。
出典:令和7年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問9 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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