平成23年度特別 応用情報技術者試験 午前 問42

分野:セキュリティ(暗号・認証・攻撃手法・マルウェア・アクセス制御・脆弱性・セキュリティ管理/規格・ネットワークセキュリティ)|実際に出題されたIPA過去問題

緊急事態を装って組織内部の人間からパスワードや機密情報を入手する不正な行為は,どれに分類されるか。

  1.  ソーシャルエンジニアリング
  2.  トロイの木馬
  3.  パスワードクラック
  4.  踏み台攻撃
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正解:ア

AI解説

緊急事態を装って組織内部の人間に慌てさせ、電話や対面などの人的な手段でパスワードや機密情報を聞き出す行為は、技術的な手段ではなく人間の心理的な隙を突く攻撃手法であり、これをソーシャルエンジニアリングと呼ぶ。正解はア。 ア: ソーシャルエンジニアリングは、技術ではなく人の心理的な隙(緊急性・権威・信頼など)を悪用して情報を引き出す手口であり、本問の記述に合致する。 イ: トロイの木馬は、無害なプログラムを装ってコンピュータに侵入し、内部で不正な動作を行うマルウェアの一種であり、対人的な騙しの手口ではない。 ウ: パスワードクラックは、辞書攻撃や総当たり攻撃などの技術的手段でパスワードそのものを解析・推測する行為であり、人を騙す行為ではない。 エ: 踏み台攻撃は、第三者のシステムを不正に経由して別の攻撃対象を攻撃する手法であり、本問のような対人的な情報詐取とは異なる。 💡 「人」を狙うか「システム」を狙うかで攻撃を仕分けると分類しやすく、緊急性や権威を装う手口は典型的なソーシャルエンジニアリングのパターンである。

出典:平成23年度 特別 応用情報技術者試験 午前 問42 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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