平成24年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問26

分野:データベース(関係モデル・正規化・SQL・トランザクション/排他制御・障害回復・NoSQL・データベース設計)|実際に出題されたIPA過去問題

六つのタプルから成る関係Rの単一の属性間において成立する全ての関数従属性を挙げたものはどれか。ここで,X→Yは,XがYを関数的に決定することを表す。

問題の図表(IPA公式問題冊子より引用)
図表:IPA公式問題冊子より
  1.  A→B
  2.  A→C,C→A
  3.  A→B,A→C,C→A,C→B
  4.  A→B,A→C,B→C,C→A,C→B
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正解:ウ

AI解説

関数従属X→Yとは、Xの値が決まればYの値が一意に決まることをいう。表の6タプルを属性の組ごとに検証すると、Aの各値に対しB・Cは一意に決まり(A→B、A→C)、Cの各値に対してもA・Bは一意に決まる(C→A、C→B)。一方、Bの同じ値に異なるCやAが対応する行があるためB→C、B→Aは成立しない。よってウが正解である。 ア: A→Bは成立するが、A→C、C→A、C→Bも成立しており、全てを挙げたことにならないため不十分である。 イ: A→CとC→Aは成立するが、A→BとC→Bが漏れているため誤りである。 ウ: 成立する関数従属(A→B、A→C、C→A、C→B)を過不足なく挙げており正しい。B側は同じ値が複数の異なる値に対応するため決定項になれない。 エ: B→Cが含まれているが、表にはBの同一値に対しCの異なる値が対応するタプルがあるため、B→Cは成立しない。 💡 関数従属の検証は「決定項側で同じ値の行を集め、従属項側の値が全て同じか」を機械的に確認する。1組でも食い違う行があれば不成立、が判断基準である。

出典:平成24年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問26 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。
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