令和元年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問42

分野:セキュリティ|実際に出題されたIPA過去問題

エクスプロイトキットの説明はどれか。

  1.  JPEG データを読み込んで表示する機能をもつ製品に対して,セキュリティ上の問題を発生させる可能性のある値を含んだ JPEG データを読み込ませることによって,脆弱性がないかをテストするツール
  2.  JVN などに掲載された脆弱性情報の中に,利用者自身が PC 又はサーバにインストールした製品に関する情報が含まれているかどうかを確認するツール
  3.  OS やアプリケーションソフトウェアの脆弱性を悪用して攻撃するツール
  4.  Web サイトのアクセスログから,Web サイトの脆弱性を悪用した攻撃を検出するツール
解答・解説を見る

正解:ウ

AI解説

エクスプロイトキットは、OSやアプリケーションソフトウェアの既知の脆弱性を悪用する攻撃コード(エクスプロイト)を複数まとめたツール群であり、ドライブバイダウンロード攻撃などで標的の脆弱性を自動的に突いて攻撃するために使われる。 ア: 問題を発生させる可能性のあるデータを読み込ませて脆弱性を調べるのはファジングツールの説明であり、エクスプロイトキットとは異なる。 イ: 自身の環境にJVN掲載の脆弱性が含まれるか確認するのは脆弱性情報照合(アセット管理)ツールの説明であり、攻撃ツールではない。 ウ: 正しい。OSやアプリケーションの脆弱性を悪用して攻撃するツールがエクスプロイトキットの説明である。 エ: アクセスログから攻撃を検出するのはIDSやログ解析ツールの機能であり、攻撃側のツールであるエクスプロイトキットとは逆の立場のものである。 💡 エクスプロイトキットは「攻撃する側」のツール、ファジングや脆弱性診断は「守る側・調べる側」のツールという立場の違いで区別するとよい。

出典:令和元年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
📱 演習アプリで解く(無料・登録不要・2,640問収録)

「セキュリティ」分野の攻略ポイント

情報セキュリティは応用情報・高度共通午前Iを通じて最も出題数が多い分野です。暗号方式・認証・攻撃手法・マルウェア・アクセス制御・脆弱性管理・セキュリティ規格・ネットワークセキュリティまで範囲が広く、暗記だけでは選択肢を絞り切れません。「その仕組みが何を守るのか(機密性・完全性・可用性のどれか)」を軸に整理すると正答率が安定します。

セキュリティの攻略ポイントをすべて見る(要点6項目・ひっかけ3項目)→

同じ分野(セキュリティ)の過去問