令和元年度春期 応用情報技術者試験 午前 問42

分野:セキュリティ|実際に出題されたIPA過去問題

VPNで使用されるセキュアなプロトコルであるIPsec,L2TP,TLSの,OSI基本参照モデルにおける相対的な位置関係はどれか。

問題の図表(IPA公式問題冊子より引用)
図表:IPA公式問題冊子より
  1.  A
  2.  B
  3.  C
  4.  D
解答・解説を見る

正解:ウ

AI解説

OSI基本参照モデルにおいて、L2TPは第2層(データリンク層)のトンネリングプロトコル、IPsecは第3層(ネットワーク層)でIPパケットを保護するプロトコル、TLSはトランスポート層(TCP)の上位でアプリケーションデータを保護するプロトコルである。下からL2TP→IPsec→TLSの順に位置する図Cが正しい。 ア: 誤り。図Aは各プロトコルの層の位置関係が実際の「L2TP=第2層、IPsec=第3層、TLS=第4層より上」という並びと一致しない。 イ: 誤り。図Bも層の対応が誤っており、例えばIPsecとTLSの上下関係などが実際と逆になっている。 ウ: 正しい。図Cは下位からL2TP(データリンク層)、IPsec(ネットワーク層)、TLS(トランスポート層の上)という正しい位置関係を示している。 エ: 誤り。図Dも三つのプロトコルの相対的な層の位置が実際の対応と異なる。 💡 「L2TPのL2=レイヤ2」「IPsecのIP=第3層のIP」と名前自体が層を示している。TLSはHTTPS(HTTP over TLS)からアプリケーション寄り(第4層の上)と連想すれば並び順を再現できる。

出典:令和元年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問42 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。
📱 演習アプリで解く(無料・登録不要・2,640問収録)

「セキュリティ」分野の攻略ポイント

情報セキュリティは応用情報・高度共通午前Iを通じて最も出題数が多い分野です。暗号方式・認証・攻撃手法・マルウェア・アクセス制御・脆弱性管理・セキュリティ規格・ネットワークセキュリティまで範囲が広く、暗記だけでは選択肢を絞り切れません。「その仕組みが何を守るのか(機密性・完全性・可用性のどれか)」を軸に整理すると正答率が安定します。

セキュリティの攻略ポイントをすべて見る(要点6項目・ひっかけ3項目)→

同じ分野(セキュリティ)の過去問