令和5年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問37

分野:セキュリティ|実際に出題されたIPA過去問題

楕円曲線暗号の特徴はどれか。

  1.  RSA暗号と比べて,短い鍵長で同レベルの安全性が実現できる。
  2.  共通鍵暗号方式であり,暗号化や復号の処理を高速に行うことができる。
  3.  総当たりによる解読が不可能なことが,数学的に証明されている。
  4.  データを秘匿する目的で用いる場合,復号鍵を秘密にしておく必要がない。
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正解:ア

AI解説

楕円曲線暗号(ECC)は楕円曲線上の離散対数問題の困難性を安全性の根拠とする公開鍵暗号方式であり、RSA暗号と同程度の安全性をより短い鍵長で実現できる特徴をもつ。したがってアが正解である。 ア: 楕円曲線暗号はRSAより短い鍵長で同等の強度を実現できることが最大の特徴であり、これは正しい記述である。 イ: 楕円曲線暗号は公開鍵暗号方式であり、共通鍵暗号方式ではない。共通鍵暗号方式にはAESなどがある。 ウ: 楕円曲線暗号も離散対数問題の計算困難性に依拠するもので、数学的に総当たり解読が不可能であると証明されているわけではない。 エ: 公開鍵暗号方式では、暗号化に使う鍵と復号に使う鍵が異なり、データを秘匿する場合は復号鍵(秘密鍵)を秘密にしておく必要がある。 💡 「楕円曲線暗号=短い鍵長で高強度」「公開鍵暗号方式の一種」という2点をセットで覚えると選択肢の判別がしやすい。

出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問37 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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