令和6年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問42

分野:セキュリティ|実際に出題されたIPA過去問題

DNSキャッシュポイズニング攻撃に対して有効な対策はどれか。

  1.  DNSサーバにおいて,侵入したマルウェアをリアルタイムに隔離する。
  2.  DNS問合せに使用するDNSヘッダー内のIDを固定せずにランダムに変更する。
  3.  DNS問合せに使用する送信元ポート番号を53番に固定する。
  4.  外部からのDNS問合せに対しては,宛先ポート番号53のものだけに応答する。
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正解:イ

AI解説

DNSキャッシュポイズニング攻撃は、攻撃者がDNSの問合せに対する偽の応答を正規の応答より先に送り込み、キャッシュに偽の情報を記憶させる攻撃である。この攻撃を成功させるには問合せIDや送信元ポート番号を推測する必要があるため、問合せに使うDNSヘッダー内のID(トランザクションID)をランダムに変更することが有効な対策となる。よってイが正しい。 ア: 侵入したマルウェアをリアルタイムに隔離することは一般的なマルウェア対策であり、DNSキャッシュポイズニング攻撃に特化した対策ではない。 イ: DNS問合せに使うヘッダー内のIDをランダムに変更することで、攻撃者が偽の応答を正規の応答として受理させるためのID推測を困難にでき、有効な対策となる。これが正しい。 ウ: 送信元ポート番号を53番に固定してしまうと、攻撃者が推測すべき要素が減り、偽の応答を送り込みやすくなるため、むしろキャッシュポイズニングへの耐性を弱める。 エ: 外部からのDNS問合せに宛先ポート番号53番のものだけ応答するのはDNSサーバの通常の動作であり、キャッシュポイズニング攻撃に特化した対策とは言えない。 💡 キャッシュポイズニング対策では『問合せID』と『送信元ポート番号』の両方をランダム化することが有効であり、固定化は逆効果になる点を覚えておく。

出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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