平成23年度 高度共通 午前I(PM試験) 問13

分野:セキュリティ(暗号・認証・攻撃手法・マルウェア・アクセス制御・脆弱性・セキュリティ管理/規格・ネットワークセキュリティ)|実際に出題されたIPA過去問題

緊急事態を装って組織内部の人間からパスワードや機密情報を入手する不正な行為は,どれに分類されるか。

  1.  ソーシャルエンジニアリング
  2.  トロイの木馬
  3.  パスワードクラック
  4.  踏み台攻撃
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正解:ア

AI解説

ソーシャルエンジニアリングは、技術的手段ではなく、人間の心理や組織の隙を突いてパスワードや機密情報を不正に入手する行為の総称である。緊急事態を装う電話、ごみ箱あさり、肩越しの覗き見(ショルダハッキング)などが典型例で、「人をだます・技術を使わない」が識別キーワードである。 ア: 正しい。緊急事態を装って組織内部の人間から情報を聞き出す行為は、人の心理を突くソーシャルエンジニアリングに分類される。 イ: 誤り。トロイの木馬は、有用なプログラムを装って侵入し、内部で不正な動作をするマルウェアであり、技術的な攻撃手段である。 ウ: 誤り。パスワードクラックは、総当たり攻撃や辞書攻撃などの技術的手法でパスワードを解読する行為である。 エ: 誤り。踏み台攻撃は、侵入した第三者のコンピュータを経由して標的を攻撃する手法であり、人をだます行為ではない。 💡 対策問題も含め「電話でだます・のぞき見・ごみ箱あさり=ソーシャルエンジニアリング」と具体例で覚える。技術的対策(暗号化など)では防げず、教育・運用ルールで対策する点も問われやすい。

出典:平成23年度 特別 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問13 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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