平成24年度 高度共通 午前I(PM試験) 問10

分野:データベース(関係モデル・正規化・SQL・トランザクション/排他制御・障害回復・NoSQL・データベース設計)|実際に出題されたIPA過去問題

トランザクションが,データベースに対する更新処理を完全に行うか,全く処理しなかったかのように取り消すか,のいずれかを保証する特性はどれか。

  1.  一貫性(consistency)
  2.  原子性(atomicity)
  3.  耐久性(durability)
  4.  独立性(isolation)
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正解:イ

AI解説

トランザクションのACID特性のうち、「更新処理を完全に実行する(コミット)か、全く実行しなかった状態に戻す(ロールバック)かのいずれかを保証する」のは原子性(atomicity)である。処理が中途半端な状態で残らないこと、つまり「全か無か(all or nothing)」を保証する性質であり、正解はイ。 ア: 一貫性(consistency)は、トランザクションの実行によってデータベースの整合性制約が保たれ、矛盾のない状態が維持される性質である。 イ: 正しい。原子性は処理を完全に行うか全く行わないかのどちらかであることを保証する性質である。 ウ: 耐久性(durability)は、コミットした更新結果が障害が起きても失われないことを保証する性質である。 エ: 独立性(isolation)は、複数のトランザクションを同時実行しても、逐次実行した場合と同じ結果になることを保証する性質である。 💡 ACIDは「A=全か無か、C=矛盾なし、I=同時実行しても干渉なし、D=コミット結果は消えない」と一言ずつで暗記する。「完全に行うか、全く行わないか」という表現を見たら即Aと反応できるようにする。

出典:平成24年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問10 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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