令和6年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問12
新しく編成するプロジェクトチームの開発要員投入計画に基づいて PC をレンタルで調達する。調達の条件を満たすレンタル費用の最低金額は何千円か。 〔調達の条件〕 (1) PC のレンタル契約は月初日から月末日までの1か月単位であって,日割りによる精算は行わない。 (2) PC 1台のレンタル料金は月額5千円である。 (3) 台数にかかわらず,レンタル PC の受入れ時のセットアップに2週間,返却時のデータ消去に1週間を要し,この期間はレンタル期間に含める。 (4) セットアップとデータ消去は,プロジェクトチームの開発要員とは別の要員が行う。 (5) 開発要員は月初日に着任し,月末日に離任する。 (6) 開発要員の役割にかかわらず,共通仕様の PC を1人が1台使用する。 (7) レンタル期間中に PC を他の開発要員に引き渡す場合,データ消去,セットアップ及び引渡しの期間は不要である。

- ア 350
- イ 470
- ウ 480
- エ 500
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正解:イ
AI解説
レンタルは1か月単位・日割りなしのため,要員の着任前月からセットアップ2週間分,離任後のデータ消去1週間分もまるごと1か月分の課金対象になり得る。そこで,離任者のPCを消去せずに次の着任者へ引き渡す(条件(7)で消去・セットアップ不要)ことで,前後の余分な月を削減するのが最適化の鍵である。要員投入計画から月ごとの必要台数を積み上げ,引渡しを最大限活用すると延べ94台・月×5千円=470千円が最低金額となる。 ア: 誤り。350千円(延べ70台・月)は,セットアップ期間・データ消去期間のレンタル料を計上し忘れた場合の金額である。 イ: 正しい。引渡し可能なPCは引き渡して余分なセットアップ・消去期間の月を削り,どうしても必要な前後月分だけを加えると延べ94台・月=470千円になる。 ウ: 誤り。480千円は引渡しによる削減を一部見落とし,余分に1か月分(2台分程度)借りた場合の金額である。 エ: 誤り。500千円(延べ100台・月)は引渡しを活用せず,全PCで個別にセットアップ月・消去月を確保した場合に近い金額である。 💡 「月単位課金+日割りなし」の問題は,端数期間が丸ごと1か月になる点と,引継ぎ・共用で契約月数を圧縮できる特例条件を見落とさないことがポイント。条件文の(7)のような緩和条件が正解への鍵になることが多い。
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。