平成23年度特別 応用情報技術者試験 午前 問53

分野:プロジェクトマネジメント(PMBOK/JIS Q 21500・進捗/EVM・スケジュール(PERT/CPM)・リスク・調達・品質・体制)|実際に出題されたIPA過去問題

パレート図の用途として,適切なものはどれか。

  1.  工程の状態や品質を時系列に表した図であり,工程が安定した状態にあるかどうかを判断するために用いる。
  2.  項目別に層別して出現度数の大きさの順に並べるとともに累積和を示した図であり,主要な原因を識別するために用いる。
  3.  二つの特性を横軸と縦軸にとり測定値を打点した図であり,それらの相関を判断するために用いる。
  4.  矢印付き大枝の先端に特性を,中枝,小枝に要因を表した図であり,どれがどれに影響しているかを分析するために用いる。
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正解:イ

AI解説

パレート図は、項目別に層別したデータを出現度数(件数など)の大きい順に棒グラフで並べ、その累積比率を折れ線で重ねて表示した図であり、少数の主要な項目が全体の大部分を占めるという“重点指向”の考え方に基づき、優先的に対処すべき主要な原因を識別するために用いられる。よって正解はイ。 ア: 工程の状態を時系列に表し、工程が安定しているかどうかを判断するために用いる図は管理図(コントロールチャート)であり、パレート図の用途ではない。 イ: 項目別に出現度数順に並べ累積和を示し、主要な原因を識別するために用いるという記述は、パレート図の定義そのものである。 ウ: 2つの特性を横軸・縦軸にとり測定値を打点して相関関係を把握する図は散布図であり、パレート図とは異なる。 エ: 特性を大枝の先端に、要因を中枝・小枝に表し要因分析を行う図は特性要因図(フィッシュボーン図)であり、パレート図の説明ではない。 💡 QC七つ道具のうち、パレート図は「重点管理(ABC分析的な絞り込み)」、特性要因図は「原因の構造分析」、管理図は「工程の安定性監視」と役割を対応付けて覚えるとよい。

出典:平成23年度 特別 応用情報技術者試験 午前 問53 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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「プロジェクトマネジメント」分野の攻略ポイント

PMBOK/JIS Q 21500 の枠組み、進捗管理とEVM、スケジュール(PERT/CPM)、リスク、調達などを扱います。プロジェクトマネージャ試験では午前IIの中核であり、応用情報でも安定して出題されます。用語の定義問題と計算問題が半々です。

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