プロジェクトマネジメント分野の攻略ポイント
応用情報技術者試験・プロジェクトマネージャ試験で出題された「プロジェクトマネジメント」分野の過去問 147問と、当サイトが独自にまとめた攻略の要点です。
この分野で問われること
PMBOK/JIS Q 21500 の枠組み、進捗管理とEVM、スケジュール(PERT/CPM)、リスク、調達などを扱います。プロジェクトマネージャ試験では午前IIの中核であり、応用情報でも安定して出題されます。用語の定義問題と計算問題が半々です。
攻略の要点
- アローダイアグラム(PERT)では、最早開始時刻を前から最大値で、最遅開始時刻を後ろから最小値で埋める。クリティカルパスは余裕(フロート)がゼロの経路で、ここが遅れると全体が遅れる。
- EVM の3指標:PV(計画価値)・EV(出来高)・AC(実コスト)。スケジュール差異 SV=EV−PV、コスト差異 CV=EV−AC。負なら遅延・超過。SPI=EV÷PV、CPI=EV÷AC で1未満なら不芳。この符号と割り算の向きだけで大半の問題が解ける。
- WBS はスコープを成果物単位で分解したもので、ワークパッケージが最小単位。WBS に含まれない作業は実施しない(スコープの明確化)という考え方が問われる。
- JIS Q 21500 のプロセス群(立ち上げ・計画・実行・管理・終結)と対象群(統合・ステークホルダ・スコープ・資源・時間・コスト・リスク・品質・調達・コミュニケーション)の対応。どの対象群に属するプロセスかを問う形式が定番。
- リスク対応は、脅威に対しては回避・転嫁(移転)・軽減・受容、好機に対しては活用・共有・強化・受容。好機側の用語まで押さえておくと差がつく。
- ファストトラッキング(並行実施)とクラッシング(資源投入)はスケジュール短縮技法。前者はリスク増、後者はコスト増という副作用まで対で覚える。
選択肢の典型的なひっかけ
- SV・CVで「PV−EV」「AC−EV」と引き算の順序を逆にするミス。常に EV から引く。
- クリティカルパスを「最も作業数が多い経路」と誤認する選択肢。所要時間の合計が最長の経路である。
- ファストトラッキングとクラッシングの取り違え。人を増やすのがクラッシング。
前提となる用語
WBSアローダイアグラムクリティカルパスEVMSPI・CPIPMBOKJIS Q 21500リスク対応戦略ファストトラッキングスコープマネジメント
「プロジェクトマネジメント」の過去問(147問中60問を表示)
- 令和7年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問18チームの発展段階を五つに区分したタックマンモデルによれば、メンバーの異なる考え方や価値観が明確になり、メンバーがそれぞれ…
- 令和7年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問19あるプロジェクトは4月から9月までの6か月間で開発を進めており、現在のメンバー全員が9月末まで作業すれば完了する見込みで…
- 令和7年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問23事業目標達成のためのプログラムマネジメントの考え方として、適切なものはどれか。
- 令和7年度春期 応用情報技術者試験 午前 問51プロジェクトマネジメントにおける“プロジェクト憲章”の説明はどれか。
- 令和7年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問51プロジェクトマネジメントにおいて,スコープを対象とするプロセスを集めた対象群「スコープ」に含まれるプロセスはどれか。
- 令和7年度春期 応用情報技術者試験 午前 問52EVMを使用してマネジメントをしているプロジェクトで,進捗に関する指標値は次のとおりであった。このプロジェクトに対する適…
- 令和7年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問52チームの発展段階を五つに区分したタックマンモデルによれば,メンバーの異なる考え方や価値観が明確になり,メンバーがそれぞれ…
- 令和7年度春期 応用情報技術者試験 午前 問53プロジェクトの期間を短縮する方法のうち,クラッシングに該当するものはどれか。
- 令和7年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問53あるプロジェクトは4月から9月までの6か月間で開発を進めており,現在のメンバー全員が9月末まで作業すれば完了する見込みで…
- 令和7年度春期 応用情報技術者試験 午前 問54あるシステム開発プロジェクトのシステムテストにおけるテスト密度及び欠陥密度の値は,図に示した領域①~領域④のうち,領域④…
- 令和7年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問54自動生産システムの増強に関する次のデシジョンツリーにおいて,新規にシステムを開発する場合の期待金額価値(EMV)は何億円…
- 令和6年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問18プロジェクトマネジメントにおけるスコープの管理の活動はどれか。
- 令和6年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問19プロジェクトマネジメントにおけるファストトラッキングの例として適切なものはどれか。
- 令和6年度春期 応用情報技術者試験 午前 問51EVMで管理しているプロジェクトがある。図は,プロジェクトの開始から完了予定までの期間の半分が経過した時点での状況である…
- 令和6年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問51プロジェクトマネジメントにおけるスコープの管理の活動はどれか。
- 令和6年度春期 応用情報技術者試験 午前 問52図のアローダイアグラムで表されるプロジェクトがある。結合点5の最早結合点時刻はプロジェクトの開始から第何日か。ここで,プ…
- 令和6年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問52PMBOKガイド第7版によれば,WBSの最下位のレベルの作業を何と呼ぶか。
- 令和6年度春期 応用情報技術者試験 午前 問53JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば,プロセス“リスクの管理”の目的はどれか。
- 令和6年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問53プロジェクトマネジメントにおいて,プロジェクトチームのパフォーマンスを高めるために,チームメンバーを同じ作業場所に集める…
- 令和6年度春期 応用情報技術者試験 午前 問54工場の生産能力を増強する方法として,新規システムを開発する案と既存システムを改修する案とを検討している。次の条件で,期待…
- 令和6年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問54プロジェクトマネジメントにおけるファストトラッキングの例として,適切なものはどれか。
- 令和5年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問18PMBOKガイド 第7版によれば,プロジェクト・スコープ記述書に記述する項目はどれか。
- 令和5年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問19プロジェクトのスケジュールを短縮したい。当初の計画は図1のとおりである。作業Eを作業E1,E2,E3に分けて,図2のとお…
- 令和5年度春期 応用情報技術者試験 午前 問51プロジェクトマネジメントにおける“プロジェクト憲章”の説明はどれか。
- 令和5年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問51PMBOKガイド第7版によれば,プロジェクト・スコープ記述書に記述する項目はどれか。
- 令和5年度春期 応用情報技術者試験 午前 問52クリティカルチェーン法に基づいてスケジュールネットワーク上にバッファを設ける。クリティカルチェーン上にないアクティビティ…
- 令和5年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問52システム開発のプロジェクトにおいて,EVMを活用したパフォーマンス管理をしている。開発途中のある時点でEV-PVの値が負…
- 令和5年度春期 応用情報技術者試験 午前 問53過去のプロジェクトの開発実績に基づいて構築した作業配分モデルがある。システム要件定義からシステム内部設計までをモデルどお…
- 令和5年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問53プロジェクトのスケジュールを短縮したい。当初の計画は図1のとおりである。作業Eを作業E1,E2,E3に分けて,図2のとお…
- 令和5年度春期 応用情報技術者試験 午前 問54プロジェクトのリスクマネジメントにおける,リスクの特定に使用する技法の一つであるデルファイ法の説明はどれか。
- 令和5年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問54プロジェクトマネジメントにおいて,コンティンジェンシー計画を作成するプロセスはどれか。
- 令和4年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問18図は,実施する三つのアクティビティについて,プレシデンスダイアグラム法を用いて,依存関係及び必要な作業日数を示したもので…
- 令和4年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問19あるシステム導入プロジェクトで,調達候補のパッケージ製品を多基準意思決定分析の加重総和法を用いて評価する。製品 A 〜 …
- 令和4年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問51プロジェクトマネジメントにおけるスコープの管理の活動はどれか。
- 令和4年度春期 応用情報技術者試験 午前 問51ある組織では,プロジェクトのスケジュールとコストの管理にアーンドバリューマネジメントを用いている。期間10日間のプロジェ…
- 令和4年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問52図は,実施する三つのアクティビティについて,プレシデンスダイアグラム法を用いて,依存関係及び必要な作業日数を示したもので…
- 令和4年度春期 応用情報技術者試験 午前 問52プロジェクトのスケジュールを短縮するために,アクティビティに割り当てる資源を増やして,アクティビティの所要期間を短縮する…
- 令和4年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問53あるシステムの設計から結合テストまでの作業について,開発工程ごとの見積工数を表 1 に,開発工程ごとの上級技術者と初級技…
- 令和4年度春期 応用情報技術者試験 午前 問53ソフトウェア開発プロジェクトにおいて,表の全ての作業を完了させるために必要な期間は最短で何日間か。
- 令和4年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問54あるシステム導入プロジェクトで,調達候補のパッケージ製品を多基準意思決定分析の加重総和法を用いて評価する。製品 A ~ …
- 令和4年度春期 応用情報技術者試験 午前 問54プロジェクトのコンティンジェンシ計画において決定することとして,適切なものはどれか。
- 令和3年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問18次のプレシデンスダイアグラムで表現されたプロジェクトスケジュールネットワーク図を,アローダイアグラムに書き直したものはど…
- 令和3年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問19PMBOKガイド第6版によれば,リスクの定量的分析で実施することはどれか。
- 令和3年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問51PMBOKガイド第6版によれば,プロジェクトの各フェーズが終了した時点で実施する“フェーズ・ゲート”の目的として,適切な…
- 令和3年度春期 応用情報技術者試験 午前 問51JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば,プロジェクトマネジメントのプロセスのうち,計…
- 令和3年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問52次のプレシデンスダイアグラムで表現されたプロジェクトスケジュールネットワーク図を,アローダイアグラムに書き直したものはど…
- 令和3年度春期 応用情報技術者試験 午前 問52表は,RACIチャートを用いた,ある組織の責任分担マトリックスである。条件を満たすように責任分担を見直すとき,適切なもの…
- 令和3年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問53PMBOKガイド第6版によれば,リスクの定量的分析で実施することはどれか。
- 令和3年度春期 応用情報技術者試験 午前 問53プロジェクトのスケジュールを短縮したい。当初の計画は図1のとおりである。作業Eを作業E1,E2,E3に分けて,図2のとお…
- 令和3年度春期 応用情報技術者試験 午前 問54PMBOKガイド第6版によれば,リスクにはマイナスの影響を及ぼすリスク(脅威)とプラスの影響を及ぼすリスク(好機)がある…
- 令和3年度春期 応用情報技術者試験 午前 問55プロジェクトメンバが16人のとき,1対1の総当たりでプロジェクトメンバ相互の顔合わせ会を行うためには,延べ何時間の顔合わ…
- 令和3年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問63事業目標達成のためのプログラムマネジメントの考え方として,適切なものはどれか。
- 令和2年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問18プロジェクトマネジメントにおいてパフォーマンス測定に使用するEVMの管理対象の組みはどれか。
- 令和2年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問19PMBOKガイド第6版によれば,脅威と好機の,どちらに対しても採用されるリスク対応戦略として,適切なものはどれか。
- 令和2年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問51PMBOKガイド 第6版によれば,プロジェクト・スコープ記述書に記述する項目はどれか。
- 令和2年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問52プロジェクトマネジメントにおいてパフォーマンス測定に使用するEVMの管理対象の組みはどれか。
- 令和2年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問53図は,実施する三つのアクティビティについて,プレシデンスダイアグラム法を用いて,依存関係及び必要な作業日数を示したもので…
- 令和2年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問54PMBOKガイド 第6版によれば,脅威と好機の,どちらに対しても採用されるリスク対応戦略として,適切なものはどれか。
- 令和元年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問18ある組織では,プロジェクトのスケジュールとコストの管理にアーンドバリューマネジメントを用いている。期間10日間のプロジェ…
- 令和元年度 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問19図のアローダイアグラムから読み取れることとして,適切なものはどれか。ここで,プロジェクトの開始日を1日目とする。