平成28年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問26

分野:データベース(関係モデル・正規化・SQL・トランザクション/排他制御・障害回復・NoSQL・データベース設計)|実際に出題されたIPA過去問題

データベースの3層スキーマ構造に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  1.  概念スキーマは,データの物理的関係を表現する。
  2.  外部スキーマは,データの利用者からの見方を表現する。
  3.  内部スキーマは,データの論理的関係を表現する。
  4.  物理スキーマは,データの物理的関係を表現する。
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正解:イ

AI解説

正解はイ。ANSI/SPARCの3層スキーマは、データベースを外部スキーマ・概念スキーマ・内部スキーマの3層で定義する考え方である。外部スキーマは利用者やアプリケーションから見たデータの見方(ビューなど)、概念スキーマはデータの論理的関係(表の定義など)、内部スキーマは物理的な格納方法(ファイル編成やインデックスなど)を表す。 ア: 誤り。概念スキーマが表すのはデータの論理的関係である。物理的関係を表すのは内部スキーマである。 イ: 正解。外部スキーマは、個々の利用者・プログラムの立場から必要なデータの見方を表現する。関係データベースのビューが典型例である。 ウ: 誤り。内部スキーマが表すのはデータの物理的な格納構造である。論理的関係を表すのは概念スキーマである。 エ: 誤り。3層スキーマに「物理スキーマ」という層はない。物理的関係を表すのは内部スキーマと呼ばれる。 💡 「外部=利用者の見方、概念=論理構造、内部=物理構造」と3点セットで暗記する。3層に分けることで、物理構造の変更が論理・利用者側に波及しない独立性(データ独立性)が得られる点も問われやすい。

出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問26 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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