平成29年度春期 応用情報技術者試験 午前 問13

分野:システム構成要素(システム構成・冗長化・仮想化・性能/信頼性/稼働率計算・キャパシティ・クラスタ)|実際に出題されたIPA過去問題

CPUと磁気ディスク装置で構成されるシステムで,表に示すジョブA,Bを実行する。この二つのジョブが実行を終了するまでのCPUの使用率と磁気ディスク装置の使用率との組合せのうち,適切なものはどれか。ここで,ジョブA,Bはシステムの動作開始時点ではいずれも実行可能状態にあり,A,Bの順で実行される。CPU及び磁気ディスク装置は,ともに一つの要求だけを発生順に処理する。ジョブA,Bとも,CPUの処理を終了した後,磁気ディスク装置の処理を実行する。

問題の図表(IPA公式問題冊子より引用)
図表:IPA公式問題冊子より

※選択肢ア〜エは上の図表内に記載されています。

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正解:イ

AI解説

正解はイ。この種の問題は、ジョブA・BのCPU処理とディスク処理をタイムチャート(ガントチャート)に描いて解く。ジョブAのCPU処理→(Aのディスク処理と並行してジョブBのCPU処理)→Bのディスク処理、というように、CPUとディスクは別資源なので異なるジョブの処理は並行できるが、同一装置は一度に一つの要求しか処理しない。全ジョブ終了までの経過時間を求め、その中でCPUが使われた時間の割合、ディスクが使われた時間の割合を計算すると、イの組合せと一致する。 ア: 図中の使用率の組合せは、処理の並行動作を考慮しない(単純合計で計算した)場合などに出る値であり、タイムチャートの結果と一致しない。 イ: 正しい。タイムチャートで求めた全体経過時間に対するCPU使用時間・ディスク使用時間の比率と一致する組合せである。 ウ: 図中の組合せは、全体経過時間の求め方(終了時刻)を誤った場合に出る値であり不適切である。 エ: 図中の組合せは、CPUとディスクの処理順序や待ち時間の扱いを誤った場合の値であり不適切である。 💡 使用率=装置が動いていた時間÷全体経過時間。まずタイムチャートを描き、「同一装置は同時に1要求のみ」「別装置は並行動作可」という前提で終了時刻を確定させるのが解法の定石である。

出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問13 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。
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