令和元年度春期 応用情報技術者試験 午前 問8

分野:コンピュータ構成要素|実際に出題されたIPA過去問題

スーパスカラの説明として,適切なものはどれか。

  1.  一つのチップ内に複数のプロセッサコアを実装し,複数のスレッドを並列に実行する。
  2.  一つのプロセッサコアで複数のスレッドを切り替えて並列に実行する。
  3.  一つの命令で,複数の異なるデータに対する演算を,複数の演算器を用いて並列に実行する。
  4.  並列実行可能な複数の命令を,複数の演算器に振り分けることによって並列に実行する。
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正解:エ

AI解説

スーパスカラは、1個のプロセッサコア内に複数の演算器(実行ユニット)を設け、依存関係がなく並列実行可能な複数の命令を同時に振り分けて実行することで、1クロック当たり複数命令の実行を可能にする方式である。「複数の命令を複数の演算器で並列実行」というエの記述が定義に合致する。 ア: 一つのチップに複数のプロセッサコアを載せて並列実行するのはマルチコアプロセッサの説明である。 イ: 一つのコアで複数のスレッドを切り替えて並列実行するのはハードウェアマルチスレッディング(SMTなど)の説明である。 ウ: 一つの命令で複数のデータに同じ演算を並列に行うのはSIMDの説明である。 エ: 正しい。複数命令を同時に複数の演算器へ発行して並列実行するのがスーパスカラである。 💡 並列化技術は単位で区別する:スーパスカラ=命令レベル、SIMD=データレベル、マルチスレッディング=スレッドレベル、マルチコア=コアレベル。パイプラインを多重化するイメージがスーパスカラである。

出典:令和元年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問8 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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