平成23年度 高度共通 午前I(PM試験) 問1
相関係数に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア すべての標本点が正の傾きをもつ直線上にあるときは,相関係数が +1 になる。
- イ 変量間の関係が線形のときは,相関係数が 0 になる。
- ウ 変量間の関係が非線形のときは,相関係数が負になる。
- エ 無相関のときは,相関係数が −1 になる。
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正解:ア
AI解説
相関係数は2変量の直線的(線形)な関係の強さを表す指標で、−1以上+1以下の値をとる。すべての標本点が正の傾きの直線上に完全に乗っていれば+1、負の傾きなら−1、直線的関係がない(無相関)なら0である。相関係数はあくまで直線関係の尺度である点が判断基準となる。 ア: 正しい。全標本点が正の傾きをもつ一直線上にある完全な正の線形関係では、相関係数は+1になる。 イ: 誤り。線形の関係が強いほど相関係数は+1または−1に近づく。0になるのは直線的関係がない場合である。 ウ: 誤り。非線形の関係では相関係数は直線関係の弱さに応じて0に近づくことはあっても、必ず負になるわけではない。 エ: 誤り。無相関のときの相関係数は0である。−1は完全な負の相関を表す。 💡 「+1=右上がりの完全な直線、−1=右下がりの完全な直線、0=直線関係なし」の3点を押さえる。相関係数0でも曲線的な関係は存在し得ること、相関があっても因果関係とは限らないことも問われやすい。
出典:平成23年度 特別 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問1 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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