平成23年度 高度共通 午前I(PM試験) 問9
Web ページの設計の例のうち,アクセシビリティを高める観点から適切なものはどれか。
- ア 音声を利用者に確実に聞かせるために,表示時に自動的に再生する。
- イ 体裁の良いレイアウトにするために,表組みを用いる。
- ウ 入力が必須な項目は,色で強調するだけでなく,項目名の隣に“(必須)”などと明記する。
- エ ハイパリンク先の内容が予測できるように,ハイパリンク画像の alt 属性にリンク先の URL を付記する。
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正解:ウ
AI解説
アクセシビリティは、高齢者や障害者を含む誰もが支障なく利用できる度合いである。色覚に依存しないよう、色による強調だけでなく「(必須)」のような文字情報を併記することは、WCAGやJIS X 8341-3でも求められる基本原則である。「色だけに頼らない」が最重要の判断基準となる。 ア: 誤り。音声の自動再生は、スクリーンリーダの読み上げと重なって聞き取れなくなるなど、利用の妨げになる。利用者が再生を制御できるようにすべきである。 イ: 誤り。レイアウト目的の表組み(テーブルレイアウト)は、音声読み上げの順序が乱れるためアクセシビリティを損なう。レイアウトはCSSで行うべきである。 ウ: 正しい。色での強調に加えて「(必須)」と文字で明記すれば、色の識別が難しい利用者にも必須項目が伝わる。 エ: 誤り。alt属性にはリンク先の内容が分かる説明文を記述すべきであり、URLを付記しても読み上げ時に内容が伝わらない。 💡 アクセシビリティ問題は「色だけ・音だけ・画像だけに頼る選択肢は誤り、テキストで代替情報を与える選択肢が正解」というパターンで解ける。altは『URLではなく内容の説明』と覚える。
出典:平成23年度 特別 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問9 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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