平成27年度 高度共通 午前I(PM試験) 問13

分野:セキュリティ(暗号・認証・攻撃手法・マルウェア・アクセス制御・脆弱性・セキュリティ管理/規格・ネットワークセキュリティ)|実際に出題されたIPA過去問題

JIS Q 31000:2010(リスクマネジメント−原則及び指針)における,残留リスクの定義はどれか。

  1.  監査手続を実施しても監査人が重要な不備を発見できないリスク
  2.  業務の性質や本来有する特性から生じるリスク
  3.  利益を生む可能性に内在する損失発生の可能性として存在するリスク
  4.  リスク対応後に残るリスク
解答・解説を見る

正解:エ

AI解説

JIS Q 31000(リスクマネジメント規格)における残留リスクとは、リスク対応(回避・低減・移転など)を実施した後になお残るリスクのことである。対策を講じてもリスクをゼロにはできないという考え方が前提で、エが定義そのものである。 ア: 監査手続を実施しても重要な不備を発見できないリスクは、監査論でいう発見リスクの説明である。 イ: 業務の性質や本来有する特性から生じるリスクは固有リスクの説明である。対策前から内在するリスクを指す。 ウ: 利益を生む可能性に損失発生の可能性が内在するリスクは、投機的リスク(動的リスク)の説明である。 エ: 正解。「リスク対応後に残るリスク」という残留リスクの定義そのものである。 💡 「残留」=対応後に残る、と語感どおりに覚えてよい。固有リスク(もともとある)→リスク対応→残留リスク(残った分)という時系列で整理すると、発見リスクなど監査用語との混同を防げる。

出典:平成27年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問13 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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