平成27年度 高度共通 午前I(PM試験) 問12

分野:基礎理論(2進数・論理・集合・確率統計・情報理論・AI/機械学習の理論・オートマトン・形式言語・計算量)|実際に出題されたIPA過去問題

パスワードに使用できる文字の種類の数をM,パスワードの文字数をnとするとき,設定できるパスワードの理論的な総数を求める数式はどれか。

  1.  Mⁿ
  2.  M!/(M−n)!
  3.  M!/(n!(M−n)!)
  4.  (M+n−1)!/(n!(M−1)!)
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正解:ア

AI解説

パスワードはn文字それぞれにM種類の文字を重複を許して使えるため、総数は M×M×…×M(n回)=Mⁿ となる(重複順列)。「同じ文字を繰り返し使えるか」「並び順を区別するか」が場合の数の公式を選ぶ判断基準で、パスワードは両方ともYesなのでMⁿである。 ア: 正解。各桁にM通りの選択肢が独立にあるので、n桁ではMⁿ通り(重複を許す順列)となる。 イ: M!/(M−n)! は、同じ文字を繰り返し使わない場合の順列 P(M,n) の式であり、文字の重複が許されるパスワードには当てはまらない。 ウ: M!/(n!(M−n)!) は、並び順を区別せず重複も許さない組合せ C(M,n) の式である。 エ: (M+n−1)!/(n!(M−1)!) は、重複を許すが並び順を区別しない重複組合せの式である。パスワードは並び順を区別するため誤り。 💡 場合の数は「重複の可否」×「順序の区別」の2軸で4公式を使い分ける。重複あり・順序あり=Mⁿ、重複なし・順序あり=順列、重複なし・順序なし=組合せ、重複あり・順序なし=重複組合せ、と表で覚える。

出典:平成27年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問12 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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「基礎理論」分野の攻略ポイント

2進数・論理演算・集合・確率統計・情報理論・AI/機械学習の理論・オートマトン・形式言語・計算量が範囲です。純粋な計算問題が多く、対策の有無がそのまま得点差になります。手を動かす練習が最も効く分野です。

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