令和元年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問9
工程別の生産性が次のとおりのとき,全体の生産性を表す式はどれか。〔工程別の生産性〕設計工程:X ステップ/人月 製造工程:Y ステップ/人月 試験工程:Z ステップ/人月
- ア X+Y+Z
- イ (X+Y+Z)/3
- ウ 1/X+1/Y+1/Z
- エ 1/(1/X+1/Y+1/Z)
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正解:エ
AI解説
全体の生産性は「総生産量÷総工数」で求める。開発規模をSステップとすると、各工程の工数はS/X、S/Y、S/Z人月で、総工数はその和になる。よって全体の生産性はS÷(S/X+S/Y+S/Z)=1/(1/X+1/Y+1/Z)となり、エが正解である。これは生産性の調和平均に相当する。 ア: 生産性の単純合計であり、工数が工程ごとに積み上がる関係を無視しているため誤り。 イ: 算術平均であるが、生産性は逆数(工数)で合成されるため算術平均では正しい値にならない。例えばX=Y=Z=10のとき全体は10/3となるはずが、この式では10になってしまう。 ウ: 1/X+1/Y+1/Zは1ステップ当たりの総工数(人月/ステップ)であり、生産性の逆数を表す式である。 エ: 正しい。総生産量S÷総工数(S/X+S/Y+S/Z)を整理するとこの式になる。 💡 「率」を合成する問題は具体的な数値(例えば規模を1として各工程の工数を出す)を代入して検算するのが最も確実である。速度や生産性の平均は調和平均になるパターンとして覚えておく。
出典:令和元年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問9 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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