令和元年度 高度共通 午前I(PM試験) 問9
トランザクションのACID特性のうち,一貫性(consistency)の説明はどれか。
- ア 整合性の取れたデータベースに対して,トランザクション実行後も整合性が取れている性質である。
- イ 同時実行される複数のトランザクションは互いに干渉しないという性質である。
- ウ トランザクションは,完全に実行が完了するか,全く実行されなかったかの状態しかとらない性質である。
- エ ひとたびコミットすれば,その後どのような障害が起こっても状態の変更が保たれるという性質である。
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正解:ア
AI解説
ACID特性は原子性(Atomicity)・一貫性(Consistency)・独立性(Isolation)・耐久性(Durability)の四つである。一貫性とは、トランザクション実行前に整合性(制約や業務ルール)が取れていたデータベースは、実行後も整合性が保たれるという性質を指す。各性質のキーワードを対応付けられれば即答できる。 ア: 正しい。整合性の取れたデータベースに対してトランザクションを実行しても整合性が維持されるという、一貫性(Consistency)の説明である。 イ: 独立性(Isolation、隔離性)の説明である。同時実行される複数のトランザクションが互いに干渉せず、直列に実行した場合と同じ結果になる性質を指す。 ウ: 原子性(Atomicity)の説明である。トランザクションは全て実行される(コミット)か全く実行されない(ロールバック)かのどちらかの状態しかとらない性質である。 エ: 耐久性(Durability)の説明である。コミット済みの更新結果はその後に障害が発生しても失われない性質を指す。 💡 ACIDは「原子性=全か無か」「一貫性=整合性維持」「独立性=干渉しない」「耐久性=コミット結果は消えない」とキーワードで対応付けて覚える。4性質のどれかを問う定番問題である。
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