令和元年度 高度共通 午前I(PM試験) 問16

分野:システム構成要素(システム構成・冗長化・仮想化・性能/信頼性/稼働率計算・キャパシティ・クラスタ)|実際に出題されたIPA過去問題

フェールセーフの考えに基づいて設計したものはどれか。

  1.  乾電池のプラスとマイナスを逆にすると,乾電池が装填できないようにする。
  2.  交通管制システムが故障したときには,信号機に赤色が点灯するようにする。
  3.  ネットワークカードのコントローラを二重化しておき,片方のコントローラが故障しても運用できるようにする。
  4.  ハードディスクにRAID1を採用して,MTBFで示される信頼性が向上するようにする。
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正解:イ

AI解説

フェールセーフは、故障や障害が発生したときにシステムを安全側の状態に導くように設計する考え方である。交通管制システムの故障時に信号機を全て赤にするのは、たとえ交通が止まっても事故を防ぐという安全側への制御であり、フェールセーフの典型例である。 ア: 乾電池を逆向きに装填できないようにするのは、人間の誤操作を防ぐフールプルーフの例である。 イ: 正しい。故障時に信号を赤にして事故(危険)を防ぐ、安全側に倒すフェールセーフの設計である。 ウ: コントローラの二重化で故障時も運用を継続するのは、冗長化によるフォールトトレランスの例である。 エ: RAID1(ミラーリング)による信頼性向上も冗長構成による高信頼化(フォールトトレランス)の例であり、安全側への制御ではない。 💡 フェールセーフ=安全側に倒す、フェールソフト=機能を縮退して継続、フールプルーフ=誤操作防止、フォールトトレランス=冗長化で継続。「故障時にどうするか」の4用語はセットで頻出する。

出典:令和元年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問16 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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「システム構成要素」分野の攻略ポイント

システム構成・冗長化・仮想化・性能/信頼性/稼働率の計算・キャパシティ計画・クラスタ構成を扱います。稼働率計算は公式が2本しかないうえに毎年出るため、ここを落とすのは非常にもったいない分野です。

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