令和2年度 高度共通 午前I(PM試験) 問14
暗号方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- ア AESは公開鍵暗号方式,RSAは共通鍵暗号方式の一種である。
- イ 共通鍵暗号方式では,暗号化及び復号に同一の鍵を使用する。
- ウ 公開鍵暗号方式を通信内容の秘匿に使用する場合は,暗号化に使用する鍵を秘密にして,復号に使用する鍵を公開する。
- エ ディジタル署名に公開鍵暗号方式が使用されることはなく,共通鍵暗号方式が使用される。
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正解:イ
AI解説
共通鍵暗号方式は暗号化と復号に同一の鍵を使用し、その鍵を通信当事者間で秘密に共有する方式である(代表例はAES)。公開鍵暗号方式は暗号化用と復号用に対の鍵を使い分ける方式である(代表例はRSA)。秘匿目的では受信者の公開鍵で暗号化し、受信者だけがもつ秘密鍵で復号する。 ア: 逆である。AESは共通鍵暗号方式、RSAは公開鍵暗号方式の代表例である。 イ: 正しい。暗号化と復号に同一の鍵を使用するのが共通鍵暗号方式の定義である。 ウ: 逆である。秘匿に使用する場合は暗号化に使う鍵(受信者の公開鍵)を公開し、復号に使う鍵(秘密鍵)を秘密にする。 エ: ディジタル署名にはRSAなどの公開鍵暗号方式が使用されるため誤りである。 💡 AES・DES=共通鍵、RSA・楕円曲線暗号=公開鍵と代表例で暗記する。秘匿は「相手の公開鍵で暗号化」、署名は「自分の秘密鍵で生成」と、用途によって鍵の使い方が逆になる点が最頻出のひっかけである。
出典:令和2年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問14 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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