令和2年度 高度共通 午前I(PM試験) 問27
CPS(サイバーフィジカルシステム)を活用している事例はどれか。
- ア 仮想化された標準的なシステム資源を用意しておき,業務内容に合わせてシステムの規模や構成をソフトウェアによって設定する。
- イ 機器を販売するのではなく貸し出し,その機器に組み込まれたセンサで使用状況を検知し,その情報を元に利用者から利用料金を徴収する。
- ウ 業務処理機能やデータ蓄積機能をサーバにもたせ,クライアント側はネットワーク接続と最小限の入出力機能だけをもたせてデスクトップの仮想化を行う。
- エ 現実世界の都市の構造や活動状況のデータによって仮想世界を構築し,災害の発生や時間軸を自由に操作して,現実世界では実現できないシミュレーションを行う。
解答・解説を見る
正解:エ
AI解説
CPS(サイバーフィジカルシステム)は、現実世界(フィジカル空間)のデータをセンサなどで収集し、サイバー空間に再現・分析して、その結果を現実世界へフィードバックする仕組みである。都市のデータから仮想世界(デジタルツイン)を構築し、現実では不可能な災害シミュレーションを行うエが典型的な活用事例であり正解。 ア: SDI(Software-Defined Infrastructure)などのソフトウェア定義による仮想化基盤の説明であり、CPSではない。 イ: IoTを活用した従量課金型サービス(サブスクリプション/Pay-per-use型ビジネス)の説明である。センサは使うが、サイバー空間でのシミュレーションと現実へのフィードバックというCPSの本質を示していない。 ウ: シンクライアント(デスクトップ仮想化:VDI)の説明であり、CPSとは無関係である。 エ: 正解。現実世界のデータで仮想世界を構築しシミュレーションを行うのは、CPS(デジタルツイン)の典型的な活用事例である。 💡 CPSのキーワードは『現実のデータ→サイバー空間で分析・シミュレーション→現実へフィードバック』のループ。デジタルツインとセットで覚えると事例問題に強くなる。
出典:令和2年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問27 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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