令和3年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問22
技術者倫理におけるホイッスルブローイングの説明として,適切なものはどれか。
- ア 画期的なアイディアによって経済・社会に大きな変革をもたらすこと
- イ コミュニケーションを通じて自ら問題を解決できる人材を育成すること
- ウ 法令又は社会的規範を逸脱する行為を第三者などに知らしめること
- エ リスクが発生したときの対処方法をあらかじめ準備しておくこと
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正解:ウ
AI解説
ホイッスルブローイング(whistle-blowing)は「内部告発」を意味し,組織内で行われている法令違反や社会的規範から逸脱した行為を,監督官庁・報道機関などの第三者に知らせて是正を促す行為である。技術者倫理では,公衆の安全・利益を守るための最終手段と位置付けられる。「逸脱行為を第三者に知らしめる」という記述が判断基準となる。 ア: イノベーション(技術革新)の説明である。画期的な発明・アイディアで経済・社会に変革をもたらすことを指し,内部告発とは無関係。 イ: コーチングの説明である。対話(コミュニケーション)を通じて相手の自発的な問題解決能力を引き出す人材育成手法を指す。 ウ: 正解。内部告発の説明である。なお公益通報者保護法により,正当な内部告発を行った労働者は解雇などの不利益取扱いから保護される。 エ: コンティンジェンシープラン(緊急時対応計画)の説明である。リスク顕在化時の対処方法を事前に準備しておくことを指す。 💡 whistle=笛を「吹いて」周囲に不正を知らせるイメージで覚える。イノベーション・コーチング・コンティンジェンシープランという誤答肢の用語もそれぞれ頻出なので併せて整理しておく。
出典:令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問22 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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