平成22年度春期 応用情報技術者試験 午前 問47

分野:システム開発技術(要件定義・設計・実装・テスト・レビュー・UML・オブジェクト指向・モジュール分割)|実際に出題されたIPA過去問題

表は,現行プロジェクトのソフトウェアの誤りの発生,除去の実績及び次期プロジェクトにおける誤り除去の目標を記述したものである。誤りは,設計とコーディングの作業で埋め込まれ,デザインレビュー,コードレビュー及びテストですべて除去されるものとする。次期プロジェクトにおいても,ソフトウェアの規模と誤りの発生状況は変わらないと仮定したときに,テストで除去すべきソフトウェア誤りの比率は全体の何%となるか。

問題の図表(IPA公式問題冊子より引用)
図表:IPA公式問題冊子より
  1.  17.5
  2.  25
  3.  30
  4.  32.5
解答・解説を見る

正解:エ

AI解説

この設問は、設計・コーディングでの誤り埋込み比率と、デザインレビュー・コードレビューでの誤り除去実績(除去率)を基に、レビューで除去しきれずテスト工程で除去すべき誤りの比率を逆算する計算問題であり、表の実績値から埋込み比率と各レビューでの除去分を差し引いて積み上げると32.5%となる。 ア: 各工程での除去比率の一部だけを取り出して計算したり、比率の合算・差し引きの一部を誤った場合に得られやすい値であり、テスト工程で除去すべき全体比率としては小さすぎる。 イ: 同様に計算の一部の要素を見落とした場合に生じやすい値であり、表全体の実績を正しく積み上げた結果とは一致しない。 ウ: レビュー段階での除去分を過大に見積もるなど、計算過程の一部を誤った場合に生じやすい値である。 エ: 正しい。表の実績値(設計・コーディングでの誤り埋込み比率、デザインレビュー・コードレビューでの除去実績)から算出すると、テスト工程で除去すべき誤りの比率は32.5%となる。 💡 誤り除去に関する計算問題は「発生比率の合計=100%」を基準に、各工程(レビュー・テスト)での除去分を積み上げ、残りをテスト工程で除去すべき分として求めるという考え方が定石である。

出典:平成22年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問47 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。
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