平成28年度春期 応用情報技術者試験 午前 問53
プロジェクトのスケジュールを短縮したい。当初の計画は図1のとおりである。作業Eを作業E1,E2,E3に分けて,図2のように計画を変更すると,スケジュールは全体で何日短縮できるか。

- ア 1
- イ 2
- ウ 3
- エ 4
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正解:ア
AI解説
正解はア。アローダイアグラムの所要日数はクリティカルパス(最長経路)で決まる。図1の当初計画のクリティカルパス長と、作業EをE1〜E3に分割して一部作業を並行実行できるようにした図2のクリティカルパス長をそれぞれ計算して比較すると、短縮できるのは1日である。分割しても先行・後続関係の制約が残るため、見かけほど短縮できない点がポイントである。 ア: 変更後のクリティカルパスを正しく計算すると当初より1日だけ短くなるため、正しい。 イ: 2日短縮は、分割後も残る依存関係(E2やE3の開始条件)を見落として並行効果を過大評価した誤りである。 ウ: 3日短縮は、分割した作業がすべて完全に並行実行できると誤解した場合の値である。 エ: 4日短縮は、クリティカルパス以外の経路で短縮量を計算するなどの誤りによる値である。 💡 日程短縮問題は『変更前後それぞれでクリティカルパスを計算し、差を取る』のが唯一の正攻法。作業分割や並行化をしても、クリティカルパス上にない作業を短縮しても全体は縮まないことに注意する。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問53 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。