令和元年度春期 応用情報技術者試験 午前 問4

分野:ハードウェア|実際に出題されたIPA過去問題

家庭用ゲーム機に採用され,自動車の先端運転支援システムにも使われる距離画像センサの一つである,TOF(Time of Flight)方式のセンサの説明として,適切なものはどれか。

  1.  光源から射出されたレーザなどの光が,対象物に反射してセンサに届くまでの時間を利用して距離を測定する。
  2.  ステレオカメラによって,三角測量の原理を利用して距離を測定する。
  3.  単眼カメラによって,道路の幅や車線は無限遠の地平線で一点に収束するという遠近法の原理を利用して距離を測定する。
  4.  複数の衛星からの電波を受け取り,電波に含まれる情報から発信と受信の時刻差を求め,電波の伝播速度をかけることによって,各衛星との距離を割り出し,それを基に緯度及び経度を特定する。
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正解:ア

AI解説

TOF(Time of Flight)方式は、その名のとおり光の飛行時間を利用する測距方式である。光源から射出したレーザや赤外線が対象物で反射してセンサに戻るまでの時間を計測し、光速×時間÷2で距離を求める。アがこの原理の説明である。 ア: 正しい。光の往復時間から距離を測るのがTOF方式で、距離画像センサとしてゲーム機のモーション認識や車の運転支援に使われる。 イ: 2台のカメラの視差から三角測量の原理で距離を測るのはステレオカメラ方式の説明である。 ウ: 単眼カメラで遠近法(消失点)の原理を利用して距離を推定する方式の説明であり、TOFではない。 エ: 複数衛星からの電波の到達時間差で位置(緯度・経度)を特定するのはGPS(GNSS)の説明である。 💡 TOF=Time of Flight=「飛行時間」と直訳すれば、光の往復時間で測る方式だと名前から導ける。カタカナ・略語問題は語源の直訳が最大のヒントになる。

出典:令和元年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問4 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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