令和6年度春期 応用情報技術者試験 午前 問64

分野:システム企画|実際に出題されたIPA過去問題

IT投資案件において,投資効果をPBP(Pay Back Period)で評価する。投資額が500のとき,期待できるキャッシュインの四つのシナリオa〜dのうち,効果が最も高いものはどれか。

問題の図表(IPA公式問題冊子より引用)
図表:IPA公式問題冊子より
  1.  a
  2.  b
  3.  c
  4.  d
解答・解説を見る

正解:エ

AI解説

PBP(Pay Back Period:投資回収期間)は、投資額を毎期のキャッシュインの累計でどれだけの期間で回収できるかを示す指標であり、回収に要する期間が短いほど投資効果が高いと評価される。投資額500に対し、各シナリオの累積キャッシュインが最も早く500に到達するシナリオが、PBPで見たときに最も投資効果が高いと判断される。 ア: シナリオaは、他の選択肢と比較して投資額500に到達するまでの期間が最短ではないため、PBPで評価した投資効果は最も高いとはいえない。 イ: シナリオbも同様に、投資額500への到達がシナリオdより遅いため、PBPによる評価では最も効果が高いとは判断されない。 ウ: シナリオcも、投資額500への到達がシナリオdより遅いため、PBPによる評価では最も効果が高いとは判断されない。 エ: 正しい。四つのシナリオの中で累積キャッシュインが最も早く投資額500に到達するのがシナリオdであり、PBP(回収期間)が最短、すなわち投資効果が最も高いと評価される。 💡 PBP法は「回収期間が短いほど良い」という評価軸である点を押さえること。ROIやNPVのように値が大きいほど良い指標と混同しないよう、指標ごとの良し悪しの向きを整理して覚えておくとよい。

出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問64 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。
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