平成22年度 高度共通 午前I(PM試験) 問10

分野:情報メディア(画像/音声/動画の符号化・圧縮・JPEG/MPEG・AR/VR・CG)|実際に出題されたIPA過去問題

音声などのアナログデータをディジタル化するために用いられるPCMで,音の信号を一定の周期でアナログ値のまま切り出す処理はどれか。

  1.  暗号化
  2.  標本化
  3.  符号化
  4.  量子化
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正解:イ

AI解説

PCM(パルス符号変調)は、アナログ信号を「標本化→量子化→符号化」の3段階でディジタル化する。標本化(サンプリング)は一定の周期で信号の値をアナログ値のまま切り出す処理であり、「一定周期」「アナログ値のまま」が標本化を特定するキーワードである。 ア: 誤り。暗号化はデータを第三者に読めない形に変換するセキュリティ技術であり、PCMのディジタル化の工程には含まれない。 イ: 正しい。標本化は、連続したアナログ信号を一定の時間間隔で切り出し、離散的な時刻のアナログ値(標本)を得る処理である。 ウ: 誤り。符号化は、量子化で得られた離散値を2進数のビット列に変換する最終工程である。 エ: 誤り。量子化は、標本化で切り出したアナログ値を最も近い離散的な段階値に丸める処理である。 💡 PCMの手順は「標(ひょう)→量(りょう)→符(ふ)」の順で暗記する。標本化は時間方向の離散化、量子化は振幅方向の離散化と整理すると理解が深まる。

出典:平成22年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問10 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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