平成22年度 高度共通 午前I(PM試験) 問24

分野:システム企画(企画/要件定義プロセス・調達(RFI/RFP)・投資対効果)|実際に出題されたIPA過去問題

情報戦略の投資対効果を評価するとき,利益額を分子に,投資額を分母にして算出するものはどれか。

  1.  EVA
  2.  IRR
  3.  NPV
  4.  ROI
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正解:エ

AI解説

ROI(Return On Investment:投資利益率)は、投資によって得られる利益額を分子、投資額を分母として算出し、投資効率を百分率などで表す指標である。「利益÷投資」という単純な比率であることが他の指標との識別点である。 ア: 誤り。EVA(経済的付加価値)は、税引後営業利益から投下資本に対する資本コストを差し引いて求める指標であり、比率ではなく金額である。 イ: 誤り。IRR(内部収益率)は、投資の正味現在価値(NPV)がゼロになる割引率であり、利益÷投資で求めるものではない。 ウ: 誤り。NPV(正味現在価値)は、将来のキャッシュフローを割引率で現在価値に換算し、投資額を差し引いた金額である。 エ: 正しい。ROIは利益額を投資額で割って投資対効果を評価する指標である。 💡 「ROI=割り算(比率)、NPV・EVA=引き算(金額)、IRR=NPVが0になる利率」と計算の型で4指標を区別する。分子・分母という語が出たらROIを疑うとよい。

出典:平成22年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問24 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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