令和元年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問12

分野:スコープ|実際に出題されたIPA過去問題

PMBOK ガイド 第 6 版によれば,WBS の構成要素であるワーク・パッケージに関する記述のうち,適切なものはどれか。

  1.  ワーク・パッケージとその一つ上位の成果物との関係は,1 対 1 である。
  2.  ワーク・パッケージは,OBS(組織ブレークダウン・ストラクチャー)のチームに,担当する人員を割り当てたものである。
  3.  ワーク・パッケージは,通常,アクティビティに分解される。
  4.  ワーク・パッケージは,プロジェクトに関連がある成果物をまとめたものである。
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正解:ウ

AI解説

ワーク・パッケージはWBS(ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー)の最下位レベルの構成要素であり、コストや所要期間の見積り・管理が可能な単位である。スケジュール作成の際には、ワーク・パッケージをさらに具体的な作業であるアクティビティに分解するため、ウが適切である。 ア: 一つ上位の成果物は通常複数のワーク・パッケージに分解されるため、上位成果物とワーク・パッケージの関係は1対多であり、1対1とは限らない。 イ: OBS(組織ブレークダウン・ストラクチャー)は組織の階層構造を表すものであり、ワーク・パッケージはWBS上の作業要素である。人員割当てはワーク・パッケージの定義そのものではない。 ウ: 正しい。ワーク・パッケージは通常、スケジュールや資源の見積りのためにアクティビティ(具体的な作業)に分解される。 エ: 関連する成果物をまとめたものはWBSの上位階層(コントロール・アカウントなど)の説明に近く、最下位レベルの要素であるワーク・パッケージの説明としては不適切である。 💡 階層の流れは「プロジェクト→成果物→ワーク・パッケージ(WBS最下位)→アクティビティ」である。WBSはワーク・パッケージまで、アクティビティへの分解はスケジュール・マネジメント側で行うという境界を押さえておく。

出典:令和元年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問12 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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