スコープマネジメントの攻略ポイント
応用情報技術者試験・プロジェクトマネージャ試験で出題された「スコープ」分野の過去問 15問と、当サイトが独自にまとめた攻略の要点です。
この分野で問われること
プロジェクトの成果物と作業の範囲を定義し、それ以外を実施しないよう統制する対象群です。WBSとスコープクリープが出題の中心になります。
攻略の要点
- WBSは成果物を階層的に分解したもので、最下位のワークパッケージが見積り・進捗管理の単位になる。100%ルール(親の作業は子の総和と一致し、WBSにない作業は行わない)が根幹。
- スコープ記述書には成果物・受入基準・除外事項・制約・前提を明記する。「除外事項を書く」ことがスコープクリープの予防になる。
- スコープクリープは正式な変更管理を経ずに範囲が少しずつ膨らむ現象。ゴールドプレーティング(依頼されていない機能を善意で追加)も同様に避けるべき行為。
- スコープの妥当性確認(成果物の受入れ)は顧客が行い、スコープの管理(ベースラインとの差異監視)はPMが行う。品質管理(成果物の正しさの検証)とは目的が異なる。
選択肢の典型的なひっかけ
- 「WBSに含まれていない作業でも有益なら実施する」とする選択肢。
- 妥当性確認と品質管理の取り違え。受入れは顧客の行為。
- ゴールドプレーティングを望ましい行為とする記述。
前提となる用語
スコープ記述書WBSワークパッケージWBS辞書100%ルールスコープベースラインスコープクリープゴールドプレーティング妥当性確認
「スコープ」の過去問(15問中15問を表示)
- 令和7年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問4プロジェクトマネジメントにおいて,スコープクリープが発生する原因となり得る事例はどれか。
- 令和5年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問3JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば,プロジェクトマネジメントのプロセスのうち,計…
- 令和5年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問20要件定義プロセスにおいて,要件を評価する際には,矛盾している要件,検証できない要件などを識別することが求められている。次…
- 令和4年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問3JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)において,管理のプロセス群を構成するプロセスのうち,W…
- 令和4年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問8ソフトウェア開発プロジェクトにおいてWBSを作成する目的として,適切なものはどれか。
- 令和元年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問12PMBOK ガイド 第 6 版によれば,WBS の構成要素であるワーク・パッケージに関する記述のうち,適切なものはどれか…
- 令和元年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問15PMBOK ガイド第 6 版によれば,プロジェクト・スコープ・マネジメントにおいて作成するプロジェクト・スコープ記述書の…
- 平成29年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問4PMBOK ガイド 第5版によれば,プロジェクトスコープマネジメントにおいて,WBS の作成に用いるローリングウェーブ計…
- 平成29年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問5WBS の構成要素であるワークパッケージに関する記述のうち,適切なものはどれか。
- 平成28年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問5プロジェクトマネジメントにおけるスコープコントロールの活動はどれか。
- 平成26年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問6PMBOK のプロジェクトスコープマネジメントにおいて,WBS の作成に用いるローリングウェーブ計画法の説明はどれか。
- 平成25年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問5WBS の構成要素であるワークパッケージに関する記述のうち,適切なものはどれか。
- 平成25年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問6PMBOK のプロジェクトスコープマネジメントにおいて作成するプロジェクトスコープ記述書の説明のうち,適切なものはどれか…
- 平成22年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問3PMBOK のプロジェクトスコープマネジメントにおいて作成するプロジェクトスコープ記述書の説明のうち,適切なものはどれか…
- 平成21年度 プロジェクトマネージャ試験 午前II 問22共通フレーム 2007 によれば,要件定義プロセスのアクティビティはどれか。