令和2年度 高度共通 午前I(PM試験) 問25
クラウドサービスの利用手順を,"利用計画の策定","クラウド事業者の選定","クラウド事業者との契約締結","クラウド事業者の管理","サービスの利用終了"としたときに,"利用計画の策定"において,利用者が実施すべき事項はどれか。
- ア クラウドサービスの利用目的,利用範囲,利用による期待効果を検討し,クラウドサービスに求める要件やクラウド事業者に求めるコントロール水準を定める。
- イ クラウド事業者がSLAなどを適切に遵守しているかモニタリングし,また,自社で構築しているコントロールの有効性を確認し,改善の必要性を検討する。
- ウ クラウド事業者との間で調整不可となる諸事項については,自社による代替策を用意した上で,クラウド事業者との間でコントロール水準をSLAなどで合意する。
- エ 複数あるクラウド事業者のサービス内容を比較検討し,自社が求める要件及びコントロール水準が充足できるかどうかを判定する。
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正解:ア
AI解説
利用手順の最初のフェーズである『利用計画の策定』では、そもそも何のためにクラウドを使うのか(利用目的・範囲・期待効果)を明確にし、クラウドサービスに求める要件と事業者に求める管理水準(コントロール水準)を定める。これがア。事業者の比較検討や契約、モニタリングは後続フェーズの活動である。 ア: 正解。利用目的・範囲・期待効果の検討と、要件・コントロール水準の定義は、計画策定段階で行う事項である。 イ: 『クラウド事業者の管理』フェーズの事項。SLA遵守状況のモニタリングと自社コントロールの有効性確認は利用開始後の活動である。 ウ: 『クラウド事業者との契約締結』フェーズの事項。代替策の用意とSLAによるコントロール水準の合意は契約時に行う。 エ: 『クラウド事業者の選定』フェーズの事項。複数事業者のサービス内容を比較し要件充足を判定するのは選定段階である。 💡 プロセス系の問題は、各選択肢を手順のどの段階かに割り当てて解く。『検討・定める=計画』『比較・判定=選定』『合意=契約』『モニタリング・改善=管理』と動詞で見分ける。
出典:令和2年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問25 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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