令和4年度 高度共通 午前I(PM試験) 問24
投資効果を正味現在価値法で評価するとき,最も投資効果が大きい(又は最も損失が小さい)シナリオはどれか。ここで,期間は 3 年間,割引率は 5% とし,各シナリオのキャッシュフローは表のとおりとする。

- ア A
- イ B
- ウ C
- エ 投資をしない
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正解:イ
AI解説
正味現在価値(NPV)法は、将来のキャッシュフローを割引率で現在価値に換算して合計し、投資額を差し引いて評価する手法である。割引率5%では、n年後のキャッシュフローは1.05のn乗で割って現在価値化するため、同じ合計額なら早い時期に大きな回収があるシナリオほどNPVが大きくなる。表のシナリオでは、早期に大きなキャッシュフローを得るBのNPVが最大となり、イが正しい。 ア: Aは回収額が後年に偏っており、割引の影響を強く受けて現在価値が目減りするため、Bより不利である。 イ: 正しい。各年のキャッシュフローを1.05^nで割り引いて合計し投資額を引くと、早期回収型のBが最も大きなNPVとなる。 ウ: Cは回収時期・金額の構成からBよりNPVが小さい。 エ: 「投資をしない」はNPV=0に相当する。Bなど正のNPVをもつシナリオがあるため、最も投資効果が大きい選択肢にはならない。 💡 NPVの比較では「合計額が同じなら早くもらえる方が有利」が鉄則。計算するときは割引係数(1/1.05≒0.952、1/1.05²≒0.907、1/1.05³≒0.864)を各年に掛けて足す。
出典:令和4年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問24 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。