平成22年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問50

分野:プロジェクトマネジメント(PMBOK/JIS Q 21500・進捗/EVM・スケジュール(PERT/CPM)・リスク・調達・品質・体制)|実際に出題されたIPA過去問題

WBSの構成要素であるワークパッケージに関する記述のうち,適切なものはどれか。

  1.  ワークパッケージは,OBSのチームに,担当する人員を割り当てたものである。
  2.  ワークパッケージは,関連のある要素成果物をまとめたものである。
  3.  ワークパッケージは,更にアクティビティに分解される。
  4.  ワークパッケージは,一つ上位の要素成果物と1対1に対応する。
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正解:ウ

AI解説

WBS(Work Breakdown Structure)では、プロジェクトの成果物を階層的に分解していき、最下層の管理可能な単位を「ワークパッケージ」と呼ぶ。ワークパッケージは、実際の作業計画・実行段階でさらに具体的な作業(アクティビティ)に分解される。 ア: ワークパッケージにOBS(組織分解図)のチームや担当者を割り当てたものは、責任分担マトリクス(RAM/RACIなど)の考え方であり、ワークパッケージそのものの定義ではない。 イ: 関連のある要素成果物をまとめたものという記述は、WBSにおける上位レベルの「成果物」や「サマリー要素」に近い概念であり、ワークパッケージ固有の定義ではない。 ウ: 正しい。ワークパッケージはWBSの最下層要素であり、スケジュール作成やコスト見積り、資源配分のために、さらに具体的なアクティビティ(作業)へ分解される。 エ: ワークパッケージは必ずしも一つ上位の要素成果物と1対1に対応するとは限らず、WBS辞書等で定義される最下層の管理単位であるため、この記述はワークパッケージの本質的定義ではない。 💡 WBSの階層は「プロジェクト→成果物→…→ワークパッケージ(WBS最下層)→アクティビティ(スケジュール上の実作業)」という順で細分化される。ワークパッケージはWBSの最小単位、アクティビティはさらにその先の実行単位という関係を覚える。

出典:平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問50 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
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PMBOK/JIS Q 21500 の枠組み、進捗管理とEVM、スケジュール(PERT/CPM)、リスク、調達などを扱います。プロジェクトマネージャ試験では午前IIの中核であり、応用情報でも安定して出題されます。用語の定義問題と計算問題が半々です。

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