平成25年度秋期 応用情報技術者試験 午前 問66
あるメーカがビールと清涼飲料水を生産する場合,ケースA〜Fで必要なコストは,表のとおりである。このメーカの生産活動における,両製品のスケールメリットとシナジー効果についての記述のうち,適切なものはどれか。

- ア スケールメリットはあるが,シナジー効果はない。
- イ スケールメリットはないが,シナジー効果はある。
- ウ スケールメリットとシナジー効果がともにある。
- エ スケールメリットとシナジー効果がともにない。
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正解:イ
AI解説
スケールメリット(規模の経済)は、同一製品の生産量を増やしたとき単位当たりコストが下がることで、シナジー効果(範囲の経済)は、複数製品を同時に生産すると別々に生産するよりコスト合計が小さくなることである。表のコストを比較すると、生産量を倍にしても単位コストは下がらない(スケールメリットなし)が、ビールと清涼飲料水を併産すると個別生産の合計より安くなる(シナジーあり)ため、イが正しい。 ア: 逆の判定である。表では増産による単位コスト低下(スケールメリット)は認められず、併産によるコスト削減(シナジー)が認められる。 イ: 正しい。増産しても単位コストが下がらないためスケールメリットはなく、併産すると個別生産のコスト合計より安いためシナジー効果はある。 ウ: シナジー効果は正しいが、スケールメリットは表からは認められないため誤り。 エ: シナジー効果が認められるため誤り。併産のコストが個別生産の合計を下回っている。 💡 スケールメリットは「量を増やすと単位コストが下がる(規模の経済)」、シナジーは「組み合わせると合計コストが下がる(範囲の経済)」。検証方法は『2倍生産のコストと2倍のコストの比較』『併産コストと個別合計の比較』と覚える。
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。