令和3年度 高度共通 午前I(PM試験) 問29

分野:企業活動|実際に出題されたIPA過去問題

いずれも時価100円の株式A~Dのうち,一つの株式に投資したい。経済の成長を高,中,低の三つに区分したときのそれぞれの株式の予想値上がり幅は,表のとおりである。マクシミン原理に従うとき,どの株式に投資することになるか。

問題の図表(IPA公式問題冊子より引用)
図表:IPA公式問題冊子より
  1.  A
  2.  B
  3.  C
  4.  D
解答・解説を見る

正解:ア

AI解説

マクシミン原理は、各選択肢について起こり得る最悪の結果(最小利得)を想定し、その最小利得が最大となる選択肢を選ぶ悲観的な意思決定基準である。本問では株式A〜Dごとに経済成長が高・中・低の場合の予想値上がり幅の最小値を求め、その最小値が最も大きい株式Aを選ぶことになる。 ア: 正しい。表の各行(株式)の最小値上がり幅を比較すると、Aの最小値が4株中最大であり、マクシミン原理ではAに投資する。 イ: Bの最小利得はAの最小利得より小さいため、最悪ケースを重視するマクシミン原理では選ばれない。 ウ: Cは特定の経済状況で大きな利得が見込めても、最小利得がAより小さいため選ばれない。最大値で選ぶのはマクシマックス原理である。 エ: Dも最小利得がAに及ばないため選ばれない。期待値で選ぶ基準とも結果が異なり得る点に注意する。 💡 マクシミン=最小(ミニ)の最大(マキシ)化で悲観的基準、マクシマックス=最大の最大化で楽観的基準。表の問題では各行の最小値(又は最大値)に丸を付けて比較すると速い。

出典:令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前I 問29 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。
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