令和4年度春期 応用情報技術者試験 午前 問2

分野:基礎理論|実際に出題されたIPA過去問題

全体集合S内に異なる部分集合AとBがあるとき,Ā∩B̄に等しいものはどれか。ここで,A∪BはAとBの和集合,A∩BはAとBの積集合,ĀはSにおけるAの補集合,A-BはAからBを除いた差集合を表す。

  1.  Ā-B
  2.  (Ā∪B̄)-(A∩B)
  3.  (S-A)∪(S-B)
  4.  S-(A∩B)
解答・解説を見る

正解:ア

AI解説

ド・モルガンの法則より、Ā∩B̄(Aの補集合とBの補集合の積集合)は「AにもBにも属さない要素の集合」であり、これはĀ(Aの補集合)からBに属する要素を除いたĀ-Bと等しい。よってアが正解となる。 ア: 正しい。Ā∩B̄は「Aに属さず、かつBにも属さない要素」の集合であり、これはĀからBの要素を除いたĀ-Bと一致する。 イ: (Ā∪B̄)-(A∩B)はド・モルガンの法則によりĀ∪B̄=S-(A∩B)であるため、結果としてS-(A∩B)と等しくなり、Ā∩B̄(積集合)ではなくĀ∪B̄(和集合)に相当する式で、目的の集合とは異なる。 ウ: (S-A)∪(S-B)はĀ∪B̄に等しく、ド・モルガンの法則によりS-(A∩B)と等しい。これはAとBの少なくとも一方に属さない要素の集合(和集合)であり、Ā∩B̄(積集合)とは異なる。 エ: S-(A∩B)はĀ∪B̄に等しく、AとBの両方に属する要素以外の集合(和集合)であり、Ā∩B̄(AにもBにも属さない要素の集合)とは異なる。 💡 ド・モルガンの法則「Ā∩B̄=Ā∪B̄の補集合ではなく、(A∪B)の補集合に等しい」を図(ベン図)で描いて確認すると、選択肢イ・ウ・エがいずれもĀ∪B̄(に相当する式)であることが視覚的に分かる。

出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問2 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。著作権はIPAに帰属します。
📱 演習アプリで解く(無料・登録不要・2,640問収録)

「基礎理論」分野の攻略ポイント

2進数・論理演算・集合・確率統計・情報理論・AI/機械学習の理論・オートマトン・形式言語・計算量が範囲です。純粋な計算問題が多く、対策の有無がそのまま得点差になります。手を動かす練習が最も効く分野です。

基礎理論の攻略ポイントをすべて見る(要点6項目・ひっかけ3項目)→

同じ分野(基礎理論)の過去問