令和7年度春期 応用情報技術者試験 午前 問76
表から,卸売業A社と小売業B社の財務指標を比較したとき,卸売業A社について適切な記述はどれか。

- ア 売上高,総資産の額がともに低く,総資産回転率も低い。
- イ 売上高営業利益率が高く,総資産営業利益率も高い。
- ウ 営業利益,総資産の額がともに低く,総資産営業利益率も低い。
- エ 総資産回転率が高く,総資産営業利益率も高い。
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正解:エ
AI解説
卸売業は一般に薄利多売の傾向があり、売上高営業利益率は低めでも在庫や資産の回転が速いため総資産回転率は高くなりやすい。総資産営業利益率(ROA)は売上高営業利益率×総資産回転率に分解できるため、回転率が高ければ利益率が低くても総資産営業利益率は高くなり得る。 ア: 売上高・総資産額がともに低く総資産回転率も低いという記述は、卸売業の一般的な特徴(大きな売上規模・高い回転率)と整合しない。 イ: 売上高営業利益率・総資産営業利益率がともに高いという記述は、卸売業に多い薄利多売の傾向と整合しない。 ウ: 営業利益・総資産額がともに低く総資産営業利益率も低いという記述は、卸売業の一般的な特徴と整合しない。 エ: 正しい。総資産回転率が高く、それに伴って総資産営業利益率も高いという特徴が、薄利多売型の卸売業に当てはまる。 💡 ROA=売上高営業利益率×総資産回転率という分解式を押さえておくと、「利益率は低いが回転率が高い」業種でもROAが高くなり得ることを説明できる。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問76 / 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。
※Web掲載用に表記を一部変更しています。図表はIPA公式問題冊子から引用しています。著作権はIPAに帰属します。